2008年12月31日水曜日

年越し

日本はもう新年を迎えていますね!あけましておめでとうございます。こちらはまだ31日です。

ここ数日、タームペーパー執筆にはまり、あっというまに大晦日。おかげでペーパーは所定の3千語を上回る5千語に。結論は書けていないし、単にだらだらと長くなってしまっただけなのですが。

私にとって、2008年の一番のハイライトは3月の妹の結婚式でした。あとは、タンザニア→日本→イギリスと移動の年であり、いろいろ考えさせられた年でした。

01年にアメリカに留学してから、08年にタンザニア滞在を終えるまでの7年間が、私にとっては「ひとまわり」だったのだと思ってます。再び大学院生になって、ある意味「ふたまわりめ」に入ったのだなと。もちろん、ひとまわりめと同じ経路をたどるという意味ではないですが。ひとまわりめを越えなければという緊張感もあるし、初心忘るべからずとも思います。

今後は、「細く長く」と「柔軟性」がキーワードかなぁと思っています。20代にいろいろなところに行って、たくさん好きなことができたから。ほんとうに有難いことでした。

2009年は・・とりあえず、風水を学びたいのと、環境への配慮を生活に取り入れたいと思います。空間が人に与える影響に関心があるので、手始めに風水が面白いかなと思って。あとタンザニアに1回は行きたい!というか行きます、確実に。

2008年12月28日日曜日

氷点下

ここ数日、外に出ると、晴れているのにやたら冷えるなと思い、天気予報を見たら、最低気温が氷点下なのですね。氷点下になると雪が降るというイメージを勝手に持っていますが、ブライトンはただ寒いだけで、全く雪が降る様子はありません。

昨晩、鼻がぐずぐずし始めて、また風邪ひきかけてるかも・・と弱気になっていたら、フラットメイトのIがにんにくをくれました。「うちのおばあちゃんは、風邪ひくと、いつもにんにく食べなさいって言うのよね」とのこと。免疫力を高める効果があるんですよね。私もたくさん買い置きがあってよく食べていますが、今日買ったから新鮮だというので、Iのにんにくをいただくことに。

にんにくが効いたのか、今朝起きたら風邪の気配はなくなっていました。最近カフェに行って勉強しているのですが、外は寒いし、カフェも暖房が入っていないらしく、だんだん寒くなってくるので、今日はうちにいようかな。。

2008年12月23日火曜日

冬休み

明日から1月4日まで、大学のオフィスが全て閉まるので、大学の図書館に行って本を借りてきました。先週借りた分もあるので、机の上の棚が本だらけに。数えてみたら計22冊、われながら借りすぎです。どう転んでも全部読めないでしょう・・。

今日はIDSには人が少なかったですが、みんな1月提出のタームペーパー(期末論文)の調子はどう?という話をしていて、冬休み中なのに勉強していて学生らしいなと思いました。

昨日からクラスメイトのHと夜にチャットしていますが、彼女ともタームペーパーの話をしています。まぁ、学術的な本を読んだり論文を書いたりする時期なんて、皆そうそうないだろうから、たまにはこういう冬休みがあってもいいのかもしれません。

2008年12月13日土曜日

秋学期終了

昨日、秋学期が終わりました。やっと大学に慣れてきたと思ったら、もう終わりなんて早い!

最終日の昨日は、IDSの先生・スタッフ・学生によるパントマイム(身ぶりだけで表現するパントマイムではなくて、ミュージカル・コメディです)がありました。パントマイムはイギリスではクリスマス前によく行われているそうで、IDSでも毎年やっているようです。昨日のパントマイムは、IDSが財政危機に陥るという設定で、ガバナンス・プログラムの先生も学生も名演技(?)と歌を披露して、面白かったです。

冬休みは1ヶ月間。ガバナンス専攻の学生は、1月12日にタームペーパー(期末論文)提出、1月14日に筆記試験があるので、お休みといっても勉強しないといけません・・。他のプログラムの学生も、タームペーパーが2つあるので同様です。

といっても冬休みは自分の国に帰る学生が多いです。うちのフラットでは、私とクロアチア人のIを除き、みんな帰省します。Iもクリスマスはパリに行くそうなので、1週間くらいこのフラットは私1人に・・(涙)。まぁ、日本人はブライトンに残る人が結構多いようですが。

私はお休み中は、ブライトンのノース・レーン(North Laine)を探索しようかなと思ってます。ノース・レーンは、ブライトン駅とロイヤル・パビリオンの間のエリアで、小さいお店やカフェが並んでいて、見て歩くだけでも楽しいです(雨が降ってなければ)。ノース・レーンのウェブサイトによると、300軒もお店があるとか。

2008年12月9日火曜日

ODA民間モニターのタンザニア視察

タンザニアに関する資料をインターネット上で探していたら、外務省の「平成20年度ODA民間モニター報告書」のページにたどり着きました。

毎年、いろいろな途上国を対象に行われている民間の方々によるODA案件の視察事業ですが、今年8月にはタンザニアで視察が行われました。モニターの方々の全体報告と各案件の感想を読みましたが、タンザニアでより良い援助を実施すべく尽力している日本人の方々のことを思って、何だかとても嬉しくなりました。私もできることをしっかりやらなくては!

写真はブライトン・ピア(ピアは桟橋の意)から撮った海岸です。

2008年12月6日土曜日

ミスター・マスタード

ブライトン周辺の工房が、今週末と来週末、クリスマス前のオープンハウスを開いて、絵や工芸品などを展示・販売しています。

今日はお天気が良かったので、ブラウンドッグ・スタジオ(Brown Dog Studio)のオープンハウスに行ってみました。この工房では、Sam Toftさんという女性の画家が、ミスター・マスタード(Mr. Mustard)シリーズの絵を描いています。

ミスター・マスタードは、ブライトンと隣町のホーブ(Hove)の境界に住んでいるプロの鼻歌歌い兼ハリケーン予報士(?)という設定で、奥さんのバイオレット(Violet)、犬のドリス(Doris)、金魚のローバー(Rober)、羊のオードリー(Audrey H)などが登場します。馴染みのあるブライトンの海やサウス・ダウンズなどが舞台になっていて、本の挿絵のような素敵な絵です。

ミスター・マスタードの絵は、以下のウェブサイトで見られます。
http://www.samtoft.co.uk/

写真は、ブラウンドッグ・スタジオの入り口です。赤いネクタイをした犬のモーゼ(Moses)が迎えてくれました。

2008年12月4日木曜日

夜の街

授業のあと、寮の近くのチャーチル・スクエアでバスを降りたら、すっかり暗くなっていて、目の前に月が出ていました。まだ4時半なのに!

日照時間が短いのはきっと体にも影響があるんだろうと思います。天気がいい日は、外に出て日光浴しなきゃと思います。

しかも考えてみると、私は寒い冬を過ごすのは3年ぶりです。ブライトンに来てから10月、11月に1回ずつ風邪をひいているので、今月は風邪をひかないように気をつけたいと思います。タンザニアの暑さが懐かしい。

写真は、チャーチル・スクエアの時計塔です。

2008年12月2日火曜日

1週間

先週は授業の他にイベント盛りだくさんの週でした。ちょっと書き出してみます・・。

【月曜】 ガバナンス・プログラムの学生の勉強会で、宗教と開発について議論。その後、IDSのガバナンス・プログラムを総括しているアナ・シュミット(Anna Schmidt)先生によるルワンダの選挙と政治領域についてのセミナーに出席。9月にルワンダで行われた議員選挙について興味深いお話が聞けました。

【水曜】 IDSで行われた、金融危機の途上国への影響についてのセミナーに出席。

【木曜】 Eさんの寮でガバナンス・プログラムの学生のパーティー。私はキッチンを借りて天ぷらを作りましたが、大好評でした。途中でクラスメイトのJ(イギリス人)が揚げるのを代わってくれたのですが、長い菜箸を使いこなし、盛り付けもうまくなって、横で見ていて楽しかったです。他に、日本人のクラスメイトのHさんの奥様が海苔巻きを作ってきてくださって美味しかったです。ガバナンス・プログラムの学生は仲がいいなぁと改めて実感。

【金曜】 英国国際開発省(DFID)ガバナンス・アドバイザーのマーク・ロビンソン(Mark Robinson)氏による講演に出席。同氏はIDSのガバナンス・チームのリーダーを務めていた方で、DFIDのガバナンス政策について説明されたのですが、DFIDのタンザニア事務所の活動にも関係していて、興味深かったです。
 夜は日本貿易振興機構(JETRO)ロンドン事務所にて、英国開発学勉強会(IDDP)の第2回勉強会。JETROの方からナイジェリアの経済開発についてお話いただきました。私は議事録係だったので、パソコンを持参し、「そういえば以前はよく記録を作成していたなぁ」と思い出しつつ、タイピング。

【土曜】 フラットメイト3人と近くのクリスマス・マーケットへ。手作りのケーキ、ジャム、石鹸、アクセサリー、クリスマス用品などを売るお店が並んでいました。ケーキを売っているお店の男の子にチョコレートケーキを勧められました。「このチョコレートケーキは、チョコが好きじゃない人にとっても美味しいよ」とのことで、その子のイギリス英語があまりにも可愛らしくて、思わず買いそうになりました(チョコでなければ買っていたんですけど)。

【日曜】 フラットメイトのSとAと、近くのブライトン・ドームで公演中の「ストンプ(STOMP)」を見に(参考:STOMP日本公演)。STOMPは8人のパフォーマーがドラム缶、モップ、新聞、マッチなどを使ってリズムを奏でていく独特の公演ですが、迫力あり笑いありで面白かったです。
 夜はフラットメイトらとスペイン料理「Casa Don Carlos」へ。1ヶ月前の「ぽんぽこ食堂」に続くフラットメイトとの外食第2弾。そのお店は全てタパス(小皿料理)だったので、スペイン人のAに解説してもらいながら、5人で計10皿注文し、皆かなり満腹でした(クロアチア人のSはデザートにアイスクリームも食べていましたが・・)。

今学期は来週いっぱいで終わりです。早い!

2008年11月28日金曜日

キャパシティ・デベロップメント

先日、同じガバナンス・プログラムのBが、「私は大学に開発の定義を学びに来たのに、どの言葉も定義が曖昧でたくさんあって、一体どうなってるの!」と言っていました。確かに開発に関する言葉はぴたりと1つに定まりません。そもそも「開発」という言葉も曖昧ですし・・。

私にとって、曖昧で苦手な言葉の1つが「キャパシティ・デベロップメント(和訳すると「能力開発」ですが、片仮名のままキャパシティ・デベロップメントと言ったり、短縮してキャパビルと言ったりもします)」でした。キャパビルは頻繁に出てくる言葉ですが、私は「開発」は突き詰めると、全てキャパビルだよなぁと思っていて、わざわざ「キャパシティ(能力)」という言葉を付ける意義がわからならないままでした。

先週、キャパビルが『開発と政策、根拠と実践における考え方』の授業で取り上げられ、定義は幅広いままですが、この言葉がどういった経緯で注目されるようになったかという背景がわかり、自分の中のモヤモヤがだいぶ晴れました。

キャパビルもそうですが、開発に関するいろいろな概念(例えば、参加型、市民社会、人間の安全保障など)は、それがどういう経緯で生まれ、どう発展したかを理解・解釈することが大事です。というのは、こういった概念は、国際社会から注目されるようになると、いろいろな人がいろいろなことを付け足していくので、どんどん定義が多様になり、焦点がぼやけていくからです。組織の「mission creep」ならぬ、「definition creep」と言ってもいいかもしれません。

因みに、私にとってのキャパビルのポイントは、元来、途上国で技術的なトレーニングを行っていた人たちが中心になっているということでした。・・と、これだけ書いても意味不明ですが、説明するとちょっと長くなってしまうのでまたいつか書きたいと思います(すみません!)。要するに、どういう人たちがどういう意識・意図で、その言葉を使うようになったかを理解するのが重要だということです。

写真は晴れの日の大学です。

2008年11月27日木曜日

ハイデン先生の本

注文していた本が届きました。『Governance and Politics in Africa(アフリカのガバナンスと政治)』という本です。この本、IDSの図書館でたまたま見つけたのですが、ガバナンスの概念、ガバナンスと政治学の関係などが包括的にわかりやすく書いてあり、アフリカのみならず、広くガバナンスの基礎テキストにもなる本だなと思って、早速アマゾンで買いました。

この本の編者であり、第1章「ガバナンスと政治学」を書かれたゴラン・ハイデン(Goran Hyden)先生は、私がアフリカ政治研究において特に尊敬している方です。スウェーデン出身で、フロリダ大学で教えていらっしゃいます。

政治学は、国家や権力など、目に見えない概念が中心の学問なので、言葉をいかにうまく使って説明できるかが勝負だと思うのですが、一流の学者が著した本や記事は、私から見ると実に「エレガント」で、ハイデン先生が書かれた文章はその極みという感じです。

因みに、ハイデン先生はタンザニアを研究対象とされており、私がタンザニアにいた間も、会議や調査のためにいらっしゃって、何度かお話する機会がありました。お話をしているうちに、下の名前で呼んでいいよ、と言ってくださったので、恐れ多くもゴランと呼ばせていただいております。今も時々メールをお送りしていますが、その度に、こんな著名な先生を下の名前で呼んでいいなんて・・と恐れつつ興奮しています。

写真は少し前にIDS前で撮った銀杏です。もう葉っぱは全部散ってしまいました。

2008年11月22日土曜日

夕日

ここ数日、お天気がよくて、夕日がとても綺麗です。

夕方4時過ぎには日が沈んでしまうので、授業後に帰宅すると、すっかり暗くなっているのですが、今日はやっと夕日を見ることができました。



2008年11月18日火曜日

スワヒリ語

英語の語彙を増やそう!と思って、スワヒリ語の存在をすっかり忘れていた私ですが、先日、IDSのケニア人の学生Mと久しぶりにスワヒリ語で話しました。

Mは私のスワヒリ語を応援してくれているようで、会うたびにスワヒリ語で話してくれます。が、先日は挨拶の後、ジェンダーの話になり・・、ジェンダーの話なんて、タンザニアにいた頃にもしたことはなく、何とか理解しようと集中したので、その会話で1日のエネルギーを使い果たしました。

何故ジェンダーの話になったかというと、IDS共通科目の『開発と政策、根拠と実践における考え方』でジェンダーが取り上げたれたからです。ジェンダーについて話すMをさえぎって、「それ英語で何ていうの?」と何度も聞き、Mもできるだけシンプルな単語で説明しようとしてくれたのですが、正直なところ2割くらいしか理解できませんでした。

だいたい、ジェンダーの話をするのに必要な、スワヒリ語の「男性(mwanamume)」と「女性(mwanamke)」は長いし、紛らわしい!いつも一瞬どっちがどっちか分からなくなる!

・・なんて文句言ってないで、スワヒリ語もやらなくては。写真は大学のキャンパスにある道案内です。

2008年11月14日金曜日

ロイヤル・パビリオン

先月26日(日)、フラットメイトのAとブライトン訪問中のMさんと、ロイヤル・パビリオン(Royal Pavilion)に行ってきました。

ロイヤル・パビリオンは、ジョージ4世(1726-1830)がブライトンに建てた離宮で、外観はインド様式、内装は中国様式という変わったつくりの宮殿です。

フラットメイトのS(インド人)から、「ロイヤル・パビリオンは、西洋の建物にインド様式が混ざっていて変だよ」と聞いていたので、なかもインド様式なのかと思って建物に入ったら、すぐ目の前に中国様式の絵や家具、人形が並んでいて驚きました。

いろいろな部屋を見て回りましたが、バンケット・ルーム(宴会場)キッチンが印象に残っています。バンケット・ルームは赤が基調で、シャンデリアの上に竜、壁には中国風の絵が描かれていて、豪華で奇抜なつくりでした。

お隣のキッチンもとても広いつくりでした。ジョージ4世は、数十種類に上る料理のブッフェ式のパーティーを開いていたらしいので、これだけの広さが必要だったのでしょうか。時々ゲストにキッチンを見せていたそうなので、実用のためだけではないようです。

2階には寝室などがあるのですが、壁に下手な中国語が書いてある部屋もありました。あれだったら、私の方がうまく書けると思う・・。ジョージ4世の姪のヴィクトリア女王が初めてロイヤル・パビリオンを訪問した際、「中国っぽくて、変なつくりだ」と言ったそうですが、確かにパーティーなどイベント会場としてはいいですが、私も生活するのは嫌だなと思います。受け継いだヴィクトリア女王は、ロイヤル・パビリオンを売ってしまったのでした。

ロイヤル・パビリオンについては以下のサイトにも書かれています。

2008年11月11日火曜日

ミッドターム・ペーパー

昨日、ミッドターム・ペーパー(中間論文)を出しました。IDSの共通科目である『開発と政策、根拠と実践における考え方』のペーパーです。指定されたテーマは、「学際的アプローチの開発研究への貢献(Contribution of an inter-disciplinary approach to studying development)」。

経済学、政治学、社会人類学など、いろいろな学問分野があるけれど、それらの分野をあわせた学際的な見方は、途上国の開発を研究する上で役に立つのか否か、また、どんなふうに役に立つのか、というような問いです。

このコースでは、「開発学とは何か」から始まって、経済学、政治学、社会人類学、それぞれの視点から開発を考える授業があり、その後に、それらをまとめた学際的アプローチについての授業があったので、授業の内容や読んだ本などをそのまま使えたのですが、とにかく広いテーマなので、自分で枠組みを決めなければいけず、思ったより時間がかかりました。

結局、歴史的な観点と、実務的な観点の2つの側面から書いたのですが、後半の事例から結論を導くのに苦労しました。 それから、このペーパーを書いて、自分の英語の語彙が少ないということに気付きました。読んだり聞いたりして理解することと、書いたり話したりすることはやはり違う。今後はもっと言葉を吸収して、使っていきたいと思います。

論文を書くプロセスは、自分の弱みと対峙するプロセスなのですね。今後に生かしていきたいと思います。

2008年11月8日土曜日

米国大統領選挙の開発への影響

5日(水)、IDSで、オバマ大統領の選出が国際開発に与える影響についてのセミナーがありました。スピーカーは、IDS所長のLawrence Haddad教授。私は出席しなかったのですが、IDSのウェブサイトにスピーチ(録音)が掲載されたので聞いてみました。パワーポイント資料も見ることができます。便利ですね。
"What does Obama mean for International Development "

Haddad教授は、マケイン・オバマ両氏の外交政策の違いなどを説明した後、今回の選挙はアメリカの一極主義・保守主義の終わりを意味し、今後アメリカ人が政府により注目するようになり、(良くも悪くも)国際開発にも影響がある、と述べました。

対アフリカ政策という点では、マケイン・オバマ両氏の間にあまり大きな違いはないようでした。アメリカにとってのアフリカの意味合いは、安全保障、貿易など、すでにある意味固まっていて、オバマ大統領のアフリカとの個人的なつながりは、実際の政策にはあまり出てこないのかもしれません。

とはいっても、アフリカ(人)にとって、オバマ大統領選出の象徴的な意味合いは大きいです。ケニアでは6日(木)は、オバマ大統領誕生を祝うために祝日になったそうですし・・。

因みに、私はハリウッド映画や、オリンピックの開会式、さらにミス・ユニバースなどでも感動してしまうたちなので、大統領就任演説を見て単純に感動しました。 困難な時だからこそ、ますますオバマ大統領のメッセージが響くのかもしれないですね。移民国家アメリカの求心力を感じました。

2008年11月3日月曜日

ウォーキング

昨日は、ガバナンス・プログラムのM先生が企画したウォーキングに、フラットメイトのSとAと一緒に参加してきました。

寮からバスで1時間強のところにあるイーストボーン(Eastbourne)の駅に集合、そこから海岸沿いをブライトン方面に向かってひたすら歩きました。朝10時半頃に歩き始め、途中、休憩を挟みつつ、先月行ったセブン・シスターズに到着したのは3時過ぎでした。

左に海、右に草原が広がる自然の中を歩くのはとっても気持ちよかったです。ただ、私たちが歩いたのは、イングランド南東部を東西に走るサウス・ダウンズ(South Downs)と呼ばれる丘陵で、上り下りの連続。私は昔から山登りなどで歩くスピードが遅く、皆はおしゃべりしながら歩いていたのですが、私は最後の方は歩くので精一杯でした。先生によると13キロくらい歩いたとのこと。その後お茶を飲んで、バスで帰ってきましたが、一部の人たちはその後も歩き続けていました・・。

それに、汗をかいたり、小雨が降って寒くなったりしたので、筋肉痛に加え、風邪をひきました。イギリスに来て風邪をひくのは2回目です(涙)。イギリスの気候にまだ体が慣れていないようです。

2008年11月1日土曜日

ぽんぽこ食堂

フラットメイトのAもSも私も、いつも寮で夜ご飯を作っているので、たまには外食しようという話になり、寮から歩いて10分くらいのところにある和食レストランの「ぽんぽこ食堂」に行ってきました。

日本人から、そこそこ美味しいと聞いていたので一度行きたいなと思っていたのですが、行ってみたら、日本にある丼物やカレーなどのファストフードのようなお店でした。値段が4ポンドくらい(約630円)と安く、最初に注文してお金を払うところ、それから注文後すぐに出てくるところも、ファストフードっぽかったです。

私は豚生姜焼き丼と餃子を食べましたが、どちらも普通に美味しかったです。餃子を食べながら、日本の餃子と中国の餃子は違うという話になったので、ついでに日本での中国餃子の問題を話しました。

わりとすぐに食べ終わってしまったので、その後ビーチを散歩して帰ってきました。今日は1日中雨で、3人ともちょっと買い物に出かけたのを除いて、ずっと部屋にこもって勉強していたので、夜の空気に触れて気持ち良かったです。

さて、もうひとふんばり。 明日は、ガバナンス・コースの先生が企画したウォーキングがあるので、また3人で参加してきます。

2008年10月31日金曜日

英語

先週日曜(26日)、イギリスはサマータイムが終わり、時計を1時間戻しました(日本との時差は9時間になりました)。そして、冬のような寒さになってきました。先日ロンドン、それからブライトンでも少し雪が降ったそうです。まだ10月なんですけどね。

さて、最近、英語で話すときに、時々インド人の英語の抑揚で話していることに気づきました。フラットメイトのSがインド出身だからか(でも彼女の英語はそんなにインド訛りではないです)、ガバナンス・コースにインド人の学生が多いからか・・。でも1つ言えるのは、私は昔からインドの人たちのドライな話し方が好きなのです。無意識のうちに真似しているのかもしれません。しばらく、インド英語を磨こうかしら。

写真は私の部屋の窓から見える海です。

2008年10月23日木曜日

ブリティッシュ・カウンシルのパーティー

先週、ロンドンのグッドイナフ大学(Goodenough College)(←すごい名前です)で、英国政府の奨学生向けの歓迎パーティーがあったので、フラットメイトのSと参加してきました。インド人のSは英連邦の奨学金を、私はチーヴニング奨学金を受けています。

ブリティッシュ・カウンシルが開催したこのパーティーは、ロンドン近郊とイギリス南部の奨学生のみを対象としていたようです。奨学生は英国各地に散らばっているので、何箇所かに分けて開催しているようです。

私は、ロンドン大学で勉強しているタンザニア人、スーダン人、中国人、パプアニューギニア人、スリランカ人の学生とお話ししましたが、それぞれ出身国も専攻もばらばらで、興味深かったです。

パプアニューギニア人の女性はイギリスに来る2週間前(!)に出産されたそうで、ご主人と赤ちゃんを国に残して来たそうです。赤ちゃんに会えなくて寂しいと仰っていました。出産後2週間でイギリスに渡り、勉強を始めるなんてたくましいです。まぁ、その方はお医者さんなのですが。

他にもスリランカ人の女性といろいろお話をして、連絡先も交換したので、またロンドンに行くときにお会いできたらと思います。その方はスリランカの大学で講師をされていて、専門は応用言語学です。ご主人とお嬢さん2人と一緒にイギリスに来ています。

私の勉強しているガバナンス・コースにも、ご主人とお子さん2人と一緒に渡英してきた女性がいます。ご家族で来る場合は、英国滞在が、本人のみならず家族みんなにとっての貴重な経験になるんだろうなと思います。

2008年10月18日土曜日

チェンバース先生のワークショップ

昨日、ロバート・チェンバース先生のワークショップに参加しました。参加型アプローチを提唱した先生のワークショップの進め方、プレゼン資料など全てが独特でユーモアがあり、興味深かったです。

同時に、ワークショップは終日行われたのですが、途中で、参加型の話はもうお腹いっぱいという気持ちになりました。

貧しい人たちの声に耳を傾けること、貧しい人たちがもつ潜在能力を引き出すこと、私たち外部者が貧しい人たちから学び、変わることの重要性などが主なメッセージでしたが、私としては、国全体の政策を決める政府はどうやって人々の声を集約するのか、現在のグローバルな環境の変化に参加型の視点で対応できるのか、といったマクロな実務の視点と結びつけることができず、葛藤も覚えました。

いずれによせ、ワークショップを通じて自分が途上国の政治への関心が高いことが再確認できたので良かったです。それにしても、途上国の開発に関する仕事や勉強って、自己を内省し続けないといけないので、ある意味過酷な(?)分野だなぁと思います。

2008年10月17日金曜日

マジキスタン

月曜の『ガバナンス・政治・開発』の講義は、「国家(state)とは何か?」がテーマでした。いかにも政治の授業らしいテーマです。

授業の後半、先生が国家の形成・発展過程について説明したのですが、たまたま私が先生の隣に座っていたので、「仮にMachikoという女王のいる国があるとしよう」と言って、Machiko女王がどうやって国を治めていくかという話が始まりました。先生に「国の名前はどうする?」と聞かれたのですが、あるクラスメイトが、その前に事例として出てきたタジキスタンと私の名前を組み合わせて「マジキスタン」と言ったので、「マジキスタン」という国になりました(笑)。

ストーリーは、女王がいかにしてマジキスタンの安全を守ろうとするか、徴税制度を導入するか、自国に商人を誘致するか・・などで、先生は実は英国の歴史をなぞっていたようでした。といっても、他の国にも共通していると思います。

授業中、こんなに自分の名前が連呼されたのは初めてです。この授業以来、クラスメイトにたびたび「クイーン」と呼ばれたり、「マジキスタンの調子はどう?」と聞かれたりしています。写真は開発学研究所(IDS)の入り口と看板です。

2008年10月16日木曜日

秋学期の授業

先日予告したとおり、昨日は「ブログ・アクションデー」だったので、「貧困」をテーマにブログを書こうと思っていたのですが、なぜか寮のインターネットがずっとつながらず、このイベントに参加できませんでした。残念!インターネットがいつも使えるのがあたり前と思ってはいけないと反省。

さて、先週から授業が本格的に始まりました。私は今学期は以下の授業を履修しています。ガバナンス・プログラムの学生は全員同じ授業です。

①『開発と政策、根拠と実践における考え方(Ideas in Development and Policy, Evidence and Practice)』
②『ガバナンス・政治・開発(Governance, Politics and Development)』
③『専門能力向上ワークショップ(Professional Skills Workshop)』

①は、開発学研究所(IDS)の全ての修士プログラムの共通科目。週2回の講義(Lecture)と週1回のゼミ(Seminar)から成り、講義は大教室でのいわゆる講義形式の授業で、ゼミでは修士プログラムごとに分かれて講義の内容について議論します。

②は、ガバナンス・プログラムの必修科目で、①同様、講義(週1回)とゼミ(週1回)があります。

③は週1回で、単位にならない(=成績がつかない)のですが、学術論文の書き方の他、経済学、統計学、計量経済学の基礎を教えるとのことです。

先日少し書きましたが、IDSには「ガバナンス」の他に、「開発」「ジェンダー」「参加」「貧困」「科学」「グローバル化」の修士プログラムがあって、それぞれのプログラムで専門分野について学びつつ、①で開発全般について、③のワークショップで、途上国の問題を扱う上で基礎となる経済・統計などをおさえておこう、ということのようです。IDSに限らず、英国の修士課程の多くは1年間と短いので、いろいろな分野をカバーするために、駆け足にならざるを得ない面もあるのだろうと思います。

また、今学期は他に、参加型開発アプローチで有名なロバート・チェンバース先生のワークショップ(講習会)が数回あります。私は、チェンバース先生が2001年に来日された際に、講演会でお話をうかがったことがあります。先生のお話は忘れてしまったのですが、その講演会には、第一線で活躍されている日本人の開発実務家・研究者の方々がたくさん参加されていて、感動したのをよく覚えています。

2008年10月14日火曜日

セブン・シスターズ

日曜日、お天気が良かったので、フラットメイトのAとSと、セブン・シスターズ(Seven Sisters)に行ってきました。私たちの住んでいる寮から、バスで約1時間で着きました。

セブン・シスターズは、英国南部の海岸に特有の石灰質の絶壁です。ギリシア神話に出てくるプレイアデス7人姉妹から名前を取ったようです。 右の写真のような壁が続いていて、砂浜から見上げたり、絶壁の上に登って海を見下ろすことができます。

絶壁のあたり一帯はなだらかな丘陵で、公園になっているので散歩することができます。放牧されている羊を眺めながら、久しぶりに緑の丘の上を歩いて、とても気持ちが良かったです。

公園の丘の上からは、写真のような蛇行している川も見えました。他に家族連れや、サイクリングをしている人、犬を連れている人など、それぞれ自然を楽しんでいました。

ブライトン近郊には他にも自然や歴史のある街などがあるようなので、AとSとまた行こうと話をしています。

2008年10月10日金曜日

風邪

慣れない天候と環境のせいか、風邪をひいてしまいました。一昨日は熱も出て、日本から持ってきたバファリンの助けを借りることに。半日寝続けたら、熱は下がりました。

その日は、大学の図書館でリーディングをしていたのですが、ずっと寒気がしていました。早く帰ればよかったのですが、夜に大学の先生のお宅で新入生歓迎会があって、ちょっと無理して行ったところ、途中で熱が上がってきてしまい、先生のお宅で休ませてもらい、クラスメイトに寮まで車で送ってもらいました・・・。

今は、咳が出る以外はすっかり良くなりました。そういえば、タンザニアから帰国した後、7月にも一度熱が出ましたし、それ以前にも出張や旅行などで移動した後に、わりと風邪をひいているということに気づきました。気をつけないといけないですね。しばらく、ポレポレ(スワヒリ語で「ゆっくり」という意味)でいきたいと思います。

写真はチャーチル・スクエア(Churchill Square)の時計塔(Clock Tower)です。この時計塔の交差点を左折したところにショッピング・センターやバス停などがあり、私は毎日この道を通っています。

2008年10月7日火曜日

ブログ・アクションデー

2008年ブログ・アクションデー(Blog Action Day 2008)というウェブサイトを見つけました。これは昨年始まった世界的な非営利活動で、10月15日にブロガー(ブログを書いている人たち)が、共通のテーマについて、自分のブログに自由に書き込みを行い、ブログを読む人たちに、そのテーマについて考えたり話したりするきっかけにしてもらおう、というものです。

今年のテーマは「貧困」です。 現時点で、世界中で約5500のブログが登録済み、読者数は800万人以上が予想されているそうです。ブログを使った啓発イベントというのは珍しいのではないでしょうか?因みに昨年のテーマは「環境」でした。

「貧困」は私にとっても重要なテーマなので、参加しようと思っています。 ということで、15日に貧困について書きます。

上記のブログ・アクションデーのウェブサイトは英文のみなのですが、ブログをお持ちでご関心ある方は参加してみては?

2008年10月6日月曜日

開発学研究所(IDS)

今日は、サセックス大学の開発学研究所(Institute of Development Studies: IDS)の新入生歓迎会がありました。

IDSはサセックス大学の中にありますが、独立した研究所です。教授陣は教鞭を執るのみならず、様々な研究事業を行っています。財政面でも大学から独立していて、英国政府から大学向けの資金も受けていないので、研究事業によって研究所を運営しているとも言えます。もちろん学費も大きな収入源です。

IDS所長の挨拶によると、IDSには7つの修士課程、それから博士課程があり、約130人が修士課程、約50人が博士課程に在籍しています。

私が勉強する「ガバナンスと開発修士(MA Governance & Development)」プログラムには、今年度26人の学生がいて、他の修士プログラムよりも人数が多いようです。IDS全体がそうですが、ガバナンス・プログラムも多国籍で、日本人はJICAの方2人と私の計3人。何人かと話をしましたが、皆ここに来る直前まで、途上国で仕事をしていた人ばかりです。ミッド・キャリア(実務経験のある人)向けのプログラムだとは聞いていましたが、本当にそうなのですね。一番若い人が29歳?とか・・。

去年10月にタンザニアで開かれた会議でお会いしたアフリカ開発銀行(AfDB)の方もいて、まさかここで再会するとは思っていなかったので、お互いびっくりしました。その会議では、たまたま昼食時に同じテーブルに座ったのですが、あの時は1年後にブライトンで再会するとは思っていませんでした。狭い世界です。

2008年10月5日日曜日

ロンドン往復

昨日、英国開発学勉強会(IDDP)(途上国の開発に関する日本人留学生の勉強会)の運営スタッフ希望者の顔合わせがあり、日帰りでロンドンに行ってきました。

ブライトンからロンドンまでは電車かバスで行きますが、電車は、24ポンド(約4500円)の若者・学生向けカードを作ると、運賃が通常の約3割引きとなるという制度があるので、それを使ったところ、ロンドン往復で8.9ポンド(約1700円)でした。

イギリスでは線路の工事がよくあるようなのですが、昨日も工事のために、最寄のブライトン駅からヘイワーズ・ヒース(Haywards Heath)という駅の間の電車が動いておらず、同区間は臨時で運行されるバスに乗ることとなり、電車だけなら1時間弱のところ、1時間半かかりました。

IDDPのスタッフの方々との打ち合わせ、続いて夕食をご一緒して、帰りはまたロンドンからヘイワーズ・ヒース駅まで電車、その後バスに乗りましたが、そのバスがオーバーヒートで止まってしまうというハプニングがありました。道路は電灯がなく真っ暗で、運転手は何度か徐行運転を試みたのですが、途中であきらめて、次に来るバスを待って乗り換えることに・・。

他の日本人の方々と一緒だったので心強かったですが、エンジン・トラブルの警報が鳴りつつ、バスを走らせていたときは結構怖かったです。オーバーヒートって、普通に走っていたら起こらないんじゃないでしょうか?(なんて書きつつ、私自身、タンザニアでオーバーヒートしたことがありますが・・)

ということで、ロンドンが実際より遠く感じられました。IDDP勉強会は月1回ペースで開かれるとのことで、できるだけ参加したいと思っているのですが、今後は電車が通常どおり動きますように・・。

明日から大学の秋学期が始まります。

写真はバッキンガム宮殿近くの衛兵(訓練中?)です。

2008年10月2日木曜日

ブライトンの語源

日本にいる間にイギリスに関する本を数冊読んだのですが、その中にイギリスの地名の語源についての本もありました。

それによると、ブライトン(Brighton)の語源は、「ベオルセルム(Beorhthelm)の入植地」で、ベオルセルムは、中世のウィンチェスターの主教の名前のようです。19世紀初頭までは「ブライセルムストン(Brighthelmstone)」と呼ばれていましたが、短くブライトンになったとのこと。私は勝手に、ブライトンは輝く街(bright town)が語源かと思っていました。 いずれにしても、ブライトンと短くなってよかったです。ブライセルムストンなんて、長くて舌をかみそう。

私の通う大学名でもあるサセックス(Sussex)は、「サクソン人(Saxon)の南部(South)の領土」という意味です。イギリスには他に東部のエセックス(Essex)、中部のミドルセックス(Middlesex)という地名もあります。因みに、サクソンは短剣を意味する「セアクス(seax)」に由来しています。短剣の人々なんて強そうですね。

(出典:C・M・マシューズ著、出口保夫訳 『英語 地名の語源』(北星堂書店))

2008年10月1日水曜日

フラットメイト

6人目(最後)のフラットメイト到着。コソボ人の男性。クロアチア人(私は最初ウクライナ人と聞き間違えてました)が2人いるので、バルカンの人たちが多くなりました。

クロアチアの2人は、他のフラットのクロアチア人たちと一緒に行動していることが多く、まだあまり話をしていないですが、インド人のSとスペイン人のAとは夕食時にキッチンに集まっておしゃべりしています。2人とも博士課程で、特にSは私と同じ開発学研究所(IDS)で、専門分野も近いので、これからいろいろ教えてもらえそうです。

写真は、海側から撮った寮です。今日は晴れました。

2008年9月30日火曜日

雨の日

ブライトンは昨日は良いお天気だったのに、今日は雨がちでした。

昨日も、晴れてはいたけど寒くて、妹夫婦に連れて行ってもらったアウトレットで買った冬用コートを早速着ています。

今日は、雨に加えて風も強く、折り畳み傘が壊れてしまいました。どおりで、街を歩いている人たちが傘をさしていないわけです。寮が海側にあるので、寮に近づくにつれ、海風がどんどん強くなって、歩くのがやっと。9月でこれということは、冬はどうなるんでしょう。

今日、5人目のフラットメイトが到着。スペイン人の女性。冷蔵庫などの共有スペースの使い方について話し合うために全員集まったけど、みんないい人たちのようで良かったです。

写真は昨日撮ったサセックス大学。昨日は青空だったのになぁ。。

2008年9月29日月曜日

ブライトン到着

昨日、イギリス南部の街ブライトンに着きました。

成田から飛行時間11時間30分でロンドン・ヒースロー空港へ。空港からバスで1時間45分かけて、ブライトンに到着。バス停から大学の寮まで歩きましたが、スーツケースがあって、結構疲れました。

この寮は海沿いにあって、上の写真のように、私の部屋の窓の外は、通りを隔ててすぐ海辺です。海が見える部屋というのは、贅沢ですね。ただすぐ下が大通りなので、車の音が気になる人にとっては、ちょっとうるさく感じられるかもしれません。

寮の建物は、1つのフラット(部屋)にベッドルームが6つあって、6人でキッチン1つ、バスルーム2つを共有します。フラットメイトはインド人、クロアチア人2人で、あと2部屋の人たちはまだ到着していません。私が最後かと思っていたのですが・・。初めての寮生活、新鮮です。