2008年11月8日土曜日

米国大統領選挙の開発への影響

5日(水)、IDSで、オバマ大統領の選出が国際開発に与える影響についてのセミナーがありました。スピーカーは、IDS所長のLawrence Haddad教授。私は出席しなかったのですが、IDSのウェブサイトにスピーチ(録音)が掲載されたので聞いてみました。パワーポイント資料も見ることができます。便利ですね。
"What does Obama mean for International Development "

Haddad教授は、マケイン・オバマ両氏の外交政策の違いなどを説明した後、今回の選挙はアメリカの一極主義・保守主義の終わりを意味し、今後アメリカ人が政府により注目するようになり、(良くも悪くも)国際開発にも影響がある、と述べました。

対アフリカ政策という点では、マケイン・オバマ両氏の間にあまり大きな違いはないようでした。アメリカにとってのアフリカの意味合いは、安全保障、貿易など、すでにある意味固まっていて、オバマ大統領のアフリカとの個人的なつながりは、実際の政策にはあまり出てこないのかもしれません。

とはいっても、アフリカ(人)にとって、オバマ大統領選出の象徴的な意味合いは大きいです。ケニアでは6日(木)は、オバマ大統領誕生を祝うために祝日になったそうですし・・。

因みに、私はハリウッド映画や、オリンピックの開会式、さらにミス・ユニバースなどでも感動してしまうたちなので、大統領就任演説を見て単純に感動しました。 困難な時だからこそ、ますますオバマ大統領のメッセージが響くのかもしれないですね。移民国家アメリカの求心力を感じました。

2 件のコメント:

Chie さんのコメント...

私もオバマのスピーチ感動しちゃったよ。(ちなみにあれは勝利宣言スピーチで大統領就任演説は1月20日だよん。)もうDC中お祭り騒ぎでした。期待が高まりすぎてすごいプレッシャーだろうけどがんばってほしいよね。

Machiko さんのコメント...

chieちゃん、コメント有難う!そっか就任演説は1月なのね・・。IDSでも、大統領選挙はやっぱり注目されていて、学生たちが水曜の朝にカフェテリアに集まって、テレビで開票を見たりしてたよ。私はそれには参加してないけど、勢いでオバマ大統領の本「Dreams of My Father」買っちゃった・・。