2008年11月14日金曜日

ロイヤル・パビリオン

先月26日(日)、フラットメイトのAとブライトン訪問中のMさんと、ロイヤル・パビリオン(Royal Pavilion)に行ってきました。

ロイヤル・パビリオンは、ジョージ4世(1726-1830)がブライトンに建てた離宮で、外観はインド様式、内装は中国様式という変わったつくりの宮殿です。

フラットメイトのS(インド人)から、「ロイヤル・パビリオンは、西洋の建物にインド様式が混ざっていて変だよ」と聞いていたので、なかもインド様式なのかと思って建物に入ったら、すぐ目の前に中国様式の絵や家具、人形が並んでいて驚きました。

いろいろな部屋を見て回りましたが、バンケット・ルーム(宴会場)キッチンが印象に残っています。バンケット・ルームは赤が基調で、シャンデリアの上に竜、壁には中国風の絵が描かれていて、豪華で奇抜なつくりでした。

お隣のキッチンもとても広いつくりでした。ジョージ4世は、数十種類に上る料理のブッフェ式のパーティーを開いていたらしいので、これだけの広さが必要だったのでしょうか。時々ゲストにキッチンを見せていたそうなので、実用のためだけではないようです。

2階には寝室などがあるのですが、壁に下手な中国語が書いてある部屋もありました。あれだったら、私の方がうまく書けると思う・・。ジョージ4世の姪のヴィクトリア女王が初めてロイヤル・パビリオンを訪問した際、「中国っぽくて、変なつくりだ」と言ったそうですが、確かにパーティーなどイベント会場としてはいいですが、私も生活するのは嫌だなと思います。受け継いだヴィクトリア女王は、ロイヤル・パビリオンを売ってしまったのでした。

ロイヤル・パビリオンについては以下のサイトにも書かれています。

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