この本の編者であり、第1章「ガバナンスと政治学」を書かれたゴラン・ハイデン(Goran Hyden)先生は、私がアフリカ政治研究において特に尊敬している方です。スウェーデン出身で、フロリダ大学で教えていらっしゃいます。
政治学は、国家や権力など、目に見えない概念が中心の学問なので、言葉をいかにうまく使って説明できるかが勝負だと思うのですが、一流の学者が著した本や記事は、私から見ると実に「エレガント」で、ハイデン先生が書かれた文章はその極みという感じです。
因みに、ハイデン先生はタンザニアを研究対象とされており、私がタンザニアにいた間も、会議や調査のためにいらっしゃって、何度かお話する機会がありました。お話をしているうちに、下の名前で呼んでいいよ、と言ってくださったので、恐れ多くもゴランと呼ばせていただいております。今も時々メールをお送りしていますが、その度に、こんな著名な先生を下の名前で呼んでいいなんて・・と恐れつつ興奮しています。
写真は少し前にIDS前で撮った銀杏です。もう葉っぱは全部散ってしまいました。
写真は少し前にIDS前で撮った銀杏です。もう葉っぱは全部散ってしまいました。
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