先月はずっと修士論文にかかりっきりでしたが、やっぱりなかなか進まず苦労しました。8月中旬、論文を書きつつも、最終的に何が言いたいのかがはっきりしないままだったので、ある日、「こんなの何を作るかわからずに料理しているのと同じだ。何を作るか決めていないなら、そもそも料理するな!」と自分で自分に怒って、「結論が出るまで帰らない!」と決めて寮を飛び出し、近くのカフェでひたすら考えたりしました。
その後、なんとか突破口を見つけて書き進めました。最後の方はフラットメイトのA(バルセロナを案内してもらった)や英語の添削をお願いしたMが励ましてくれたので、とても助かりました。論文を書くときはできるだけオープンに、いろいろな人の意見を聞きながら進めるのが大事だと改めて思いました。
論文を書いているときは、とにかく考える時間がたくさんあるので、他にもいろいろなことを考えました。この1年を通じて、自分は何を研究したいのか?社会科学に何の意味があるのか?政治学とガバナンスの違いは何か?などを考えていたので、自分なりの哲学というか、いろいろな気づきがあって良かったです。忘れないうちに書き留めておこう・・。
写真はバルセロナのサグラダ・ファミリア聖堂の階段です。
4 件のコメント:
僕も・・趣味で書き物をしていますが、書くって大変ですよね。
「書く為に書かむとするから拙いことになるね」
原稿用紙のはしに、覚書のような形で残っています。
じゃあどうしたら?
そもそも書こうとしなかったら書けないし?
・・分からないんですよね。書くって難しー
芥川さん、コメントどうもありがとう。そうそう文章書くのって本当に難しい。尊敬する先生方の美しい文章を読んだりすると、さらに書く気がなくなるのよね(笑)。まぁコツコツやるしかないです。あとメールも有難う。別途お返事します。
修論、提出おめでとうございます。確かに産む苦しさはありますよね。博論になると、サグラダ・ファミリアの螺旋階段を下りるようにもっと頭がぐるぐるしてきます。1章が修論分くらいあるので、段々、自分が何を言いたいのかわからなくなる・・・、まあ、あまり野心的にならず、Modestにまとめるのが一番のコツなようです。
朋猫さん、コメント有難うございます。おっしゃるように、博士論文はもっとずっと長いですね。。IDSの修士論文は1万語でしたが、6千語のタームペーパーを書いたこともあるので、修論とタームペーパーはあまり変わらないだろうと思っていましたが、やっぱり長くなると、論旨を一貫させるのが難しくなるんだなぁと思いました。また是非いろいろ教えてください!
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