2009年8月8日土曜日

バルセロナ②

古いものと新しいものが一緒に存在している街、というのが私のバルセロナの印象でした。どこの街にも古いものと新しいがありますが、住んでいる人に案内してもらったせいか、特に時代や時間の流れを感じることが多かったです。

街の中心の旧市街の中にあるゴシック地区は、13~14世紀のゴシック様式の建物が並んでいて、入り組んだ石畳の小道を歩くと、歴史が感じられます。ゴシック地区の外に出ると、碁盤の目のように整備された大通りが広がっています。

1992年のバルセロナ・オリンピック開催時に開発されたオリンピック村(Vila Olimpica)とその周辺には今はレストランやカフェ、ホテル、アパートなどが建っていますが、オリンピック以前はレンガの工場が並ぶ地域でした。ただ、オリンピックからもう10年以上経っているので、今見ると当時の華やぎとともに時間の流れも感じられます。

バルセロナはショッピング街が多く、新しいショッピング・モールも何箇所かあって、地元の人と旅行客でにぎわっていました。またバルセロナには以前は日本人の団体観光客がたくさん来ていて、有名ブランド店も日本人だらけだったようですが、今は日本人観光客の割合は減っているようです。私が見た範囲では、団体ではなくて夫婦や友達同士など個人で来ている人の方が多いように思いました。ここでもちょっと時間の流れを感じました。

バルセロナの東の端には、2004年に国際会議場が建てられたフォーラムと呼ばれる地域があって、青い壁の大きな会議場と、屋外コンサートなどが開けそうな広いスペース、さらにその奥に船着場とビーチがあったのですが、人がほとんどいなくて、ひっそりとした雰囲気でした。開発しようとして資金不足となり、途中で計画が止まってしまった・・みたいなところでした。

様々な時代の影響を受けて発展した地区から成るバルセロナで、昔と今の時間の流れをつなぐ象徴的な建物が、100年以上も建設中のサグラダ・ファミリア聖堂(Temple de la Sagrada Familia)なのかなぁという気がしました。

2 件のコメント:

朋猫 さんのコメント...

サグラダファミリアいいですよね。あのトウモロシのような塔に圧倒されますね。私も2回行きました。二回目の時はエレベーターが故障していて歩いて上りました。降りる際に外から見える景色を見たらすごく怖くなり、それ以来高所恐怖症になりました(笑)。それでもまた行きたいです。

Machiko さんのコメント...

朋猫さん、コメント有難うございます。サグラダファミリアでは私もエレベーターで上まで行きました。確かに、階段で降りてくる際にところどころ外に出られる所があって、下をみたらかなり怖かったです・・。