
今から1年以上前になりますが、前回の投稿に書いた友人Aに誘われて、ブライトン・カレッジで行われたBBCの
アンティーク・ロードショー(Antiques Roadshow)の公開撮影を見に行きました。イギリスに来てからほとんどテレビのない生活を送っているので、テレビで見たことはなかったのですが、さまざまな骨董品の鑑定士たちがイギリス各地を回り、一般の人たちが自分の家にある骨董品を持ち寄って、鑑定してもらうという番組です。

撮影が行われた
ブライトン・カレッジは、ケンプタウンにある私立の学校で、カレッジと言っても大学ではなく、幼稚園から高校までの一貫校です。昨年
ケンプタウンに住んでいた頃、バスでそばを通っていたのですが、敷地のなかに入るのは初めてでした。撮影は中庭で行われ、周りを囲む150年前に建てられた歴史のある建物を見るだけでも楽しめました。

鑑定ですが、絵画、食器、ジュエリーなどのグループに分かれていて、受付で指定されたグループの鑑定士が座っているテーブルに品物をもっていって見てもらうという流れです。みんな熱心に鑑定士の説明を聞いています。高価な物や歴史的に面白い物が見つかると、カメラがセットされて撮影が始まります。蚤の市で安く買ったカップとソーサーが実は高価なものだとわかり、持ち主がわっと驚くという鑑定番組ならではの見所もありました。
東アジア専門の鑑定士も活躍していました。日本や中国の骨董品には漢字が書かれていることが多いですが、その鑑定士の方は分厚い辞書をひきながら漢字の意味を説明されていました。東洋人の私が近くにいると、プレッシャーになってご迷惑かなぁと思って、そのテーブルは早めに離れましたが。
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