2010年2月25日木曜日
2010年2月19日金曜日
ケンプタウン
前から一度住んでみたいと思っていたケンプタウン(Kemptown)というブライトンの東の地域です。因みに、19世紀にケンプさん(Thomas Reed Kemp)が開発した地域だから、ケンプタウンというそうです。ブライトンは、ゲイ・レズビアンの多い街なのですが、ケンプタウンは特に多い気がする・・と思っていたら、ケンプタウンの目抜き通り(St. James Street)にブライトン初のゲイのカフェができたのだそうです。
住んでいるのは、住宅街にある家の地下の部屋です。地下と言っても、一面が窓で、外が庭なので明るいです。部屋は広くて、壁にいくつもアフリカのお面が飾ってあったり、シマウマの皮の敷物がしいてあったりして、アフリカンなインテリアが好きな私にとっては、ある意味、理想の書斎と言えるかもしれません。
大学の先生のお宅なのですが、3ヶ月留守にするとのことで、その間、私が地下に、同じく先月IDSの博士課程を始めたMと、彼女の家族が上の階に住んでいます。もともと子どものいるお家なので、大学の寮とだいぶ雰囲気が違います。住み心地がよいので、4月に出なければいけないのが残念です。
ケンプタウン周辺の写真はまだないので、ロイヤル・パビリオン前のバス停の写真を載せました。
大学の先生のお宅なのですが、3ヶ月留守にするとのことで、その間、私が地下に、同じく先月IDSの博士課程を始めたMと、彼女の家族が上の階に住んでいます。もともと子どものいるお家なので、大学の寮とだいぶ雰囲気が違います。住み心地がよいので、4月に出なければいけないのが残念です。
ケンプタウン周辺の写真はまだないので、ロイヤル・パビリオン前のバス停の写真を載せました。
2010年2月15日月曜日
名前
前にも何度か書いていますが、名前について。私の名前は、ウガンダのある部族の言葉では「疑い深い」という意味になると聞いたり、実はスワヒリ語の3月(Machi)から来ているのではないかと勝手に推測したりしましたが、昨年同じフラットに住んでいたクロアチア人のIから、クロアチア語の意味を教えてもらいました。
私は英語で自己紹介するときは、相手が発音しやすいように、chiにアクセントを置きます。マチーコという感じです。ある時、Iに本当はmaにアクセントを置いて、chiは短く発音するのだと伝えたら、クロアチア語では「子猫(machko)」という意味になると言われました。猫はマチカ(machka)だそうです。疑い深いよりはずっといいですね。その後しばらく、Iからは日本語の発音で呼ばれていました。
今一緒に住んでいる家族の2歳の女の子Tからは、チコと呼ばれています。毎朝、笑顔で「ハロー、チーコー、ハウアーユー」と挨拶してくれるのですが、あまりにもかわいいので一緒に遊びたくなって、勉強する気がなくなります。それに、Tに呼ばれるようになってから、なぜか他の人たちからもチコと覚えられることが多くなりました。知らないうちに自己紹介するときにチコって言っているのかも。。
私は英語で自己紹介するときは、相手が発音しやすいように、chiにアクセントを置きます。マチーコという感じです。ある時、Iに本当はmaにアクセントを置いて、chiは短く発音するのだと伝えたら、クロアチア語では「子猫(machko)」という意味になると言われました。猫はマチカ(machka)だそうです。疑い深いよりはずっといいですね。その後しばらく、Iからは日本語の発音で呼ばれていました。
今一緒に住んでいる家族の2歳の女の子Tからは、チコと呼ばれています。毎朝、笑顔で「ハロー、チーコー、ハウアーユー」と挨拶してくれるのですが、あまりにもかわいいので一緒に遊びたくなって、勉強する気がなくなります。それに、Tに呼ばれるようになってから、なぜか他の人たちからもチコと覚えられることが多くなりました。知らないうちに自己紹介するときにチコって言っているのかも。。
2010年2月6日土曜日
ウィリアム・ケントリッジ
彼の初期作品では、アパルトヘイトや脱植民地主義がテーマになっていて、彼の目から見た当時の社会の暗い雰囲気が出ていて、とても印象的でした。 『流浪のフェリックス』という作品では、フェリックスという白人男性が、黒人女性の目を通して世界を見ているのですが、路上で亡くなった人の上に新聞紙が何枚も重なって風化していく絵がくりかえし出てきて痛々しかったです。
ということで興味深かったのですが、2006年に行った六本木ヒルズ・森美術館のアフリカ・リミックス展でも思いましたが、もう少し作品の背景説明があったらよかったのになと思いました。たしかに純粋にアートとして見てもらうためには、説明は少ない方がよいのかもしれません。あるいは、詳しく知りたい人はギフトショップで売られている本を買ってください、ということなのかもしれませんが・・。
例えばケントリッジの展示では、彼がアパルトヘイトに対してどういう問題意識をもって作品を作ったのか、作品のどの部分にどういう現実が投影されているのか、そういった説明があったら、日本人でももう少し、当時の南アに住む人々の感覚を身近に感じることができるのではないかなと思いました。
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