2013年2月3日日曜日

緊縮財政に反対する女性たち

昨日、ブライトンで行われた'Voices against the Cuts: Women and Austerity'(予算削減に反対する声:女性と緊縮財政)というイベントに参加してきました。イギリスでは、政府が様々な福祉関連予算を削ってきているのですが、その影響を特に受けているのは女性や障害者などであるとのことで、ブライトンと隣町のホーブの女性たちが、Brighton and Hove Women against the Cuts(ブライトンとホーブの政府予算削減に反対する女性たち)というキャンペーンを行っていて、その一環で開かれたイベントです。
 
以前ブログに書いたブライトンから選出された緑の党(Green Party)の国会議員、キャロライン・ルーカス議員がスピーチをするとのことで、私はそれが聞きたくて、このイベントに行ってきました。ルーカス議員のスピーチは一番最後だったので、他の講演者のスピーチ、グループに分かれてのワークショップも含め、計4時間すべて参加しましたが、予算削減の低所得層の人たちへの影響や、女性たちによる地元のキャンペーンの様子が少しわかって勉強になりました。
 
ルーカス議員のスピーチは、さすがに国会議員だけあって、政府を徹底的に批判し、聴衆の心をつかむ良いスピーチでした。ルーカス議員からすると、政府に反対している女性たちは一番話しやすい、支持を得やすいグループだと思いますが、心をこめて真剣に取り組んでいる姿勢が伝わってきました。今後、ルーカス議員の他の活動についても見てみたいと思っています。

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