イースト・アングリア大学は、ロンドンから北に電車で2時間弱行ったノーリッジ(Norwich)という街にあります。私はロンドンより北に行くのはこれが初めてでしたが、ノーリッジは歴史の感じられる趣のある街でした。
参加者は、イースト・アングリア大学の学生が大半を占めていましたが、他にロンドンやバーミンガムからも博士・修士課程の学生が来ていました。意外にもサセックス大学からは私だけでした。確かにブライトンからノーリッジまで片道4時間近くかかるので、ちょっと遠かったですが・・。でも、大学内に一泊したので、ご飯を食べながら先生や他の参加者からいろいろお話が聞けて、とても有意義でした。
ワークショップでは、開発学のリサーチ・メソッドについて包括的に教えてもらいました。私が最近気になっている認識論(エピステモロジー、epistemology)や現地調査を行う上での倫理についても学べてよかったです。認識論は、研究者が世界をどうやって理解しているのかを問うもので、いわば研究者の立ち位置や心構えを示すものです。途上国の社会や人々を研究対象とする開発学では、「どうあるべきか」「どうすべきか」という規範的な側面を排除することができないので、認識論の考え方は特に大事だと思います。引き続き勉強したいと思います。
2日目、ワークショップでお会いしたYさんにノーリッジの街を案内していただきました。写真は、その時に撮ったノーリッジ大聖堂のステンドグラスです。
4 件のコメント:
ベトナムに行っていなかったら参加したいイベントでした。Instituteのレセプションも同時期にあったと思いますが、それも行けず。情報収集は万全なのにいけないことが最近は多いです。またお話聞かせてくださいね。
コメント有難うございます。そっか、この時期ベトナム行かれていたんですよね。こちらこそ是非ベトナム話聞かせてください。落ち着いたらランチでも行きましょう!
先週、お会いできなくて残念でした。実は私も渡英して、Norwichを通過して、海側のCromerという町から海岸沿いにSheringham、Wells-next-seaというところに行きました。Norfokは平地の地域で、どこま行っても平らで、地平線が見える感じでサセックスとは雰囲気が異なりました。Methodologyのセミナーが受けられてよかったですね。本当は所属大学がきちんとモジュールを充実しなければいけないのでしょうが。お体は回復しました?無理せずに、最後の修論も頑張ってください。
コメント有難うございます。TomocatさんもNorwichを通られていたのですね。おっしゃるように、Norforkはサセックスとはかなり雰囲気が違った気がします。次回渡英される際には、お会いできたら嬉しいです!
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