2010年3月24日水曜日

つづり

今週から春休みに入ったので、IDSは修士課程の学生がいなくて静かです。さて、先日あるレポートの参考文献リストを作っていて、あららと思ったことがありました。

ご存知のように、アメリカとイギリスでは発音が同じでも、つづりが少し違う単語があります。例えば「組織」という単語は、アメリカ英語では「organization」ですが、イギリス英語では「organisation」と、「z」ではなくて「s」を用います。私はアメリカの大学院で学んでいた頃まではアメリカ英語のつづりを書いていましたが、そのあとの勤務先、タンザニア、それから今もイギリス英語なので、すっかりイギリス式のつづりに馴染んでいて、パソコンでタイプするときは無意識のうちにイギリス英語を使っています。

先日、作り終えた参考文献リストを見直していたら、アメリカのノーベル経済学者のジョセフ・スティグリッツ教授の名前のつづりが「Stiglits」になっていることに気づきました。正しくは「Stiglitz」です。知らぬ間に、「z」をアメリカ英語と認識して、イギリス英語の「s」に変換してタイプしてしまったようです。スティグリッツがイギリス人に・・!英語の名前をタイプする際にはご注意を(ってこんな間違いをするのは私だけですかね)。

2 件のコメント:

朋猫 さんのコメント...

いやいや、私もそうでした。昔は米語が世界の標準だと思っていましたが、イギリスに留学してからそうではないことを知り、郷に入ればの世界で自発的に直しました。またOECDの文書は全て米語でなく英語のつづりですので、組織によっても異なるようですね。
今書いている論文でも、「Adviser」 「Advisor」のどっちなのか悩んでしまい調べたら、前者が英国、後者が米国のようです。ワードの一括置換で全部直しました(笑)。苦労しますね・・・

Machiko さんのコメント...

朋猫さん、コメント有難うございます。Advisorは米語なんですね。知りませんでした!そういえばタンザニアの頃の仕事の名刺にAdvisorと書いていたような気がします。タンザニアはイギリス英語なので、Adviserと書いた方が良かったのかもしれません。。