2014年4月27日日曜日

Vivaの準備

私のまわりの博士課程の学生はVivaの準備として想定問答を考えたり、指導教官などに試験官役を務めてもらって模擬Viva(mock Vivaと呼んでいます)をやったりします。Vivaでよく聞かれる質問はインターネットなどに載っています(例えば私が友人から薦められたサイトはこちら)。

私は1月の論文提出後、しばらく他のことをして気分転換して、2~3月に大学がPhDの学生向けに開いている研究発表の準備の仕方についてのワークショップとVivaの準備の仕方についてのワークショップに参加しました。発表についてのワークショップに出たのは、指導教官の提案で、Viva準備として、博士論文について発表することにしたからです。指導教官は昨年IDSからロンドンのキングスカレッジ(King's College)に異動されたのですが、キングスカレッジの博士課程の学生の勉強会で発表する機会を作ってくれました。また、Vivaの一週間前に、サセックス大学アフリカ・センターのPhDセミナーでも発表しました。これらの発表は、論文の要点をまとめて効果的にメッセージを伝える上での練習となり、個人的には模擬Vivaより良かったような気がします。

発表のワークショップの講師の方が、TEDやTEDxの講演を見ると、発表の構成や話し方、パワーポイントの使い方などについて学べるからいいとおっしゃっていたので、久しぶりにいろいろなTEDを見てみました(TEDについては、2011年11月にダルエスサラームのTEDxを見に行った時のことを以前dar journalに書きました)。欧米で開かれているTEDは、大企業のCEOや起業家が話すことが多く、学術的な研究発表とは少し違うような印象を持っていましたが、今回見てみたら必ずしもそうではなく、研究発表の準備をする上で参考になるものや、Vivaの準備にも役立ちそうなものもありました。

なかでも以下の2つのTEDの講演が気に入って、Vivaまでくり返し見ました。いずれも講演者の話し方にそれぞれのスタイルがあるので、発表の仕方という点からも参考になります。
'The Skill of Self Confidence: Dr. Ivan Joseph at TEDxRyersonU'
'Amy Cuddy: Your body language shapes who you are'

因みに、私は2つ目のTEDで紹介されているテクニックをViva直前に実践しました。その効果もあってリラックスしてVivaに臨めたのかもしれません。

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