2009年4月29日水曜日

パリ③

夏学期が始まって、いろいろしているうちに、間が空いてしまいましたが、パリ旅行の続きです。パリでは昼間はゆっくり美術館巡り、夜はタンザニアでお世話になったTさんとWさんとご飯をご一緒させていただきました。

最初に行ったのが、小説「ダ・ヴィンチ・コード」を読んでから一度行きたいと思っていたルーヴル美術館(Musée du Louvre)。暖かい季節になったせいか、パリ全体に観光客が多かったのですが、ルーヴルは特に人が多かったです。

美術館は、3つの建物に分かれていて、館内の地図を持っていたのに、迷って何度も同じところに出たりしました。見た主なものとしては、世界史の教科書に出てきたンムラビ法典モナ・リザサモトラケのニケミロのヴィーナスなどです。迷って何度も見たのは、サモトラケのニケ(右の写真)で、階段の途中にあるのですが、向かって左下から見上げると、驚くほどセクシーなのでした。ルーヴルに行く機会のある方は是非見てみてください。

モナ・リザは思っていたよりも小さくて、ガラス張りで、周りは観光客でいっぱいでした(左の写真)。みんな絵を鑑賞するというより、記念撮影するのが目的という感じで、常にたくさんのカメラが向けられているので、私は近くまで行くのを断念しました。モナ・リザの側から観光客を見たら面白そうだなと思いましたが。「あー今日もみんな、熱心に写真撮ってるわ」みたいな。

2009年4月13日月曜日

パリ②

パリでは、南西部の15区にあるアパルトマン(アパート)に泊まりました。アパルトマンはどちらかというと長期滞在者向けのところが多いと思いますが、私が今回利用した会社は、短期アパルトマン専門で、2泊から宿泊可です。



私が泊まったアパルトマンは住宅街の中にあったので、落ち着いた雰囲気で、建物の前の桜が満開でした。部屋にキッチンがあったので、朝食と昼食を適当に作ったり、バスタブ付きだったので久しぶりにゆっくり湯船につかりました(寮のフラットにもバスタブはありますが、シャワーがついていないので使っていません)。

ホテルのようにフロントや朝食などのサービスは受けられませんが、チェックインの時にスタッフの方が部屋の使い方を丁寧に教えてくれましたし、一般の人たちが住んでいる普通のアパートなので、数日ながらパリに住んでいるような気分を味わうことができて良かったです。

2009年4月11日土曜日

パリ①

4月5~9日、パリに行ってきました。パリは学部生の頃に友達と1泊だけ行って以来です。渡米してからも細々とフランス語を勉強していたので、以前はフランスに行きたいとよく思っていましたが、結局10年近く行っていないのでした。 タンザニアでスワヒリ語をかじってから、フランス語は忘れる一方でしたし。

行きは日曜でしたが、ブライトン・ロンドン間の鉄道は、週末恒例の線路工事をしていて、電車の時間が変更されていました。事前に電車のチケットを買った際、変更後の時刻表をもらっていたので、それにあわせて出かけたのですが、ブライトン駅に着いたら、さらに変更になっていて、途中のスリー・ブリッジ(Three Bridges)駅まで、臨時バスに乗れ、と言われました。どのくらいかかるのか聞いたら、バス約45分、スリー・ブリッジからロンドンまでは電車で約15分くらいとの話。ところが実際にはバスも電車もいわゆる各駅停車で、計2時間半近くかかりました(通常は急行で約1時間)。因みにロンドン・パリ間はユーロスターで2時間半弱なので、だいたい同じくらい時間がかかったことになります。

ロンドンのユーロスター発着駅のセント・パンクラス(St. Pancras)に着き、セキュリティ・チェックや入国審査に思ったより時間がかからなかったので(フランスへの入国審査はロンドンでユーロスターに乗る前に行われます)、結果的に間に合いましたが、途中で何度もこれはユーロスターに乗り遅れるかも、と思いました。イギリスの鉄道がこんなで良いのでしょうか。それとも週末は移動するな、という文化なのかな?

セント・パンクラス駅からパリ北(Gare Du Nord)駅までは、隣の席が空いていたこともあって快適でした。パリに到着したら、当然、表示はフランス語ばかりですが、思ったよりフランス語の意味がわかってちょっとびっくり。すっかり忘れたと思ってました。それにフランス語の音がすてきでした。語尾が切れ切れのイギリス英語の後に聞くと特に。。

パリに着いたところまでしか書いていませんが、続きはまた次回。写真も次回載せます。