2009年1月28日水曜日

春学期の授業

風邪が治ったので、気を取り直して・・、今学期の授業について。今学期、私が履修しているのは以下の3科目です。

①『公共管理と組織開発(Public Management and Organisational Development)』
②『民主主義と開発(Democracy and Development)』
③『専門能力向上ワークショップ(Professional Skills Workshop)』

先学期は、ガバナンス・プログラムの学生は全員同じ授業を履修しましたが、今学期は4科目から2科目を選択しています。私は①と②を選びましたが、他の選択科目は『グローバル・ガバナンス(Global Governance)』と『社会のエンパワメント(Empowering Society)』です。それから、先学期同様、IDSの全修士プログラム共通のワークショップ(③)があります。

①の公共管理は、月曜に講義(Lecture)とゼミ(Seminar)がありますが、履修者数が30人以上の人気コースです。 主に行政府に焦点があてられていて、ウェーバーの官僚制から始まり、公務員制度、行政サービスにおける政府と国民の関係などが取り上げらています。

②の民主主義は、火曜に講義とゼミがあります。こちらは履修者は約15人です。2人の先生が担当していますが、1人は政治学、1人は社会学ご専門なので、お二人の視点の違いが見えてとても興味深いです。それから、先生方がエクアドルとブラジルご出身で、中南米の事例が多いので、個人的には新鮮で面白いです。

また、いずれもチューター(ゼミを担当する講師)もとても良いです。②の民主主義のチューターはベテランの講師の方で、先学期もガバナンス・プログラムのチューターを務められた方。①の公共管理のチューターは、IDSの博士課程の学生で、チューターを務めるのは初めてだと思うのですが、学生の意見を聞いて解釈したり、まとめたりするのが上手です。

③のワークショップは隔週水曜に行われ、先学期同様、単位にならない(=成績がつかない)科目です。先学期のワークショップは、経済、統計などアカデミックな内容が中心でしたが、今学期は就職に関するアドバイスなど、実務的な内容になるようです。

ということで、今学期は月曜、火曜、そして隔週で水曜に授業があるだけで、木曜~日曜はフリーの言わば「週休4日」になりました。実際には授業がない日も勉強するのでお休みではないですが、それでも気分的に楽です(おかげで風邪をひいた先週もワークショップを欠席しただけで、メインの授業を休まずに済みました)。

今学期は大学の授業の勉強に加えて、自分のタンザニアに関する研究の準備も進めたいと思っているので、有効に時間を使いたいと思います。

2009年1月23日金曜日

風邪

新学期早々、風邪をひきました。10月11月に風邪をひき、12月はフラットメイトIのにんにくがきいたのか大丈夫だったけど、また1月にひくとは・・。一体何回風邪をひけば気がすむの!と誰かに問いただしたい気持ちです。

火曜のお昼、IDSのカフェテリアで、10月に熱が出てご自宅で休ませていただいた先生とお話していて「12月は風邪をひきませんでした!」と豪語していたのに、その日の夜からまた寝込みました。。2日間ひたすら寝て、今日は朝は調子が良かったのに、夕方に熱が上がり、ふらふらしながら、かに雑炊を作り、半分食べて力尽きました。薬も飲んだし、もう寝ます。。

学生になってからの方が、ちゃんと寝てるし食べてるしストレスもないのに。うーん、むしろ働いていたときのような緊張感がないのがいけないのかな。私は学生生活には向いていないということ・・?

写真は、初日の出を見に行ったときに撮ったものです。

2009年1月8日木曜日

2009年アフリカ選挙

1月6日付で、英国放送協会(BBC)ウェブサイトに、「2009年、アフリカには何が待ち受けているか(What lies ahead for Afirca in 2009?)」という記事が掲載されています。政治、特に選挙が中心に書かれています。

アフリカでは、つい最近ガーナで大統領選挙が行われて、僅差で野党候補が勝利し、暴動もなくスムーズに政権交代が行われたところです(野党ミルズ候補50.23%、与党アクフォアドゥ候補49.77%とのことなので、ほんとにわずかな差でした)。

BBCの記事によると、今年は南部アフリカで選挙が多く、アンゴラ、ボツワナ、マラウィ、モザンビーク、ナミビア、南アで、南部アフリカの外に広げると、アルジェリア、コモロ、コンゴ(共)、赤道ギニア、ニジェール、スーダン、チュニジアでも選挙が予定されているそうです。まぁアフリカは大きいので、毎年どこかの国で選挙が行われますよね。

選挙が予定されているアフリカ諸国は、ガーナでの野党の僅差の勝利に注目しているだろうとも書かれています。確かに、アフリカではスムーズな政権交代というのは大きな意味があります。イギリスの新聞には、ガーナはジンバブエやケニアと違って、与党が選挙結果に従って下野してすばらしい、とか、僅差の選挙結果が出ると暴動が起こるというアフリカに対するイメージを改めた方がいい、というような記事も見かけました。

また、BBCの記事は、3月~6月の間に選挙が予定されている南アを取り上げています。南アでは昨年9月にムベキ大統領が、同じ与党アフリカ民族会議(ANC)のズマ議長(党首)との勢力闘争に破れて辞任しています。ムベキ政権下で副大統領を務めていたズマ氏は、汚職を理由に解任されたのですが、党内で支持を集め、07年のANC議長選挙でムベキ氏に勝利し、党首になりました。そして、ANCが党としてムベキ大統領に辞任の圧力をかけたのでした。

それにしても、アフリカの選挙は先進国と比べて生き生きしています。日本でアフリカの選挙に見られるようなお祭り騒ぎは想像できないです。あ、でもアメリカの大統領選挙は盛り上がりましたね。オバマ次期大統領については、世界が金融危機で暗いこともあって、世界の期待がかかっていて、改めてすごい影響力だなと思います。ちょうどオバマ氏の自伝を読んでいるので、いつかブログでご紹介します。

世界各国の選挙結果・予定については、アメリカのInternational Foundation for Electoral Systems (IFES)のElectionGuide
というウェブサイトが便利です。

2009年1月6日火曜日

風水

改めましてあけましておめでとうございます。今年も宜しくお願いいたします。

前回書いた09年に調べたいこと、「風水」の本を買ったのですが、一読したら、もう飽きてしまいました。

基本的な考え方は、「気」の流れがスムーズになるように家具を配置するということ。あとは、「家の扉は頑丈な方がいい」とか、「暖炉の周りには鏡や金属製ものを置かない」とか、なるほどと思いましたが、何というかおおよそ想像がつくことばかりで。もっと本格的に調べたら面白いのかなぁ。そもそも中国の思想なので、日本語(漢字)で学んだ方が良かったですよね・・。

ということで、空間シリーズ(?)第2段へ。次は色です。部屋のカラーコーディネーションに関する気になる本があって・・。09年にやりたいことというより、買いたい本があるだけという気もしてきました。

実際、最近、近くのWaterstonesという本屋のインテリアのコーナーによく立ち寄っています。外が寒くて、どこかに出かけるときに途中寄り道をしないともたないというのもありますが、インテリア関係の本はすぐに欲しくなってしまうので危険かも。 (写真は寮のダイニング・スペースです。)