2008年12月31日水曜日

年越し

日本はもう新年を迎えていますね!あけましておめでとうございます。こちらはまだ31日です。

ここ数日、タームペーパー執筆にはまり、あっというまに大晦日。おかげでペーパーは所定の3千語を上回る5千語に。結論は書けていないし、単にだらだらと長くなってしまっただけなのですが。

私にとって、2008年の一番のハイライトは3月の妹の結婚式でした。あとは、タンザニア→日本→イギリスと移動の年であり、いろいろ考えさせられた年でした。

01年にアメリカに留学してから、08年にタンザニア滞在を終えるまでの7年間が、私にとっては「ひとまわり」だったのだと思ってます。再び大学院生になって、ある意味「ふたまわりめ」に入ったのだなと。もちろん、ひとまわりめと同じ経路をたどるという意味ではないですが。ひとまわりめを越えなければという緊張感もあるし、初心忘るべからずとも思います。

今後は、「細く長く」と「柔軟性」がキーワードかなぁと思っています。20代にいろいろなところに行って、たくさん好きなことができたから。ほんとうに有難いことでした。

2009年は・・とりあえず、風水を学びたいのと、環境への配慮を生活に取り入れたいと思います。空間が人に与える影響に関心があるので、手始めに風水が面白いかなと思って。あとタンザニアに1回は行きたい!というか行きます、確実に。

2008年12月28日日曜日

氷点下

ここ数日、外に出ると、晴れているのにやたら冷えるなと思い、天気予報を見たら、最低気温が氷点下なのですね。氷点下になると雪が降るというイメージを勝手に持っていますが、ブライトンはただ寒いだけで、全く雪が降る様子はありません。

昨晩、鼻がぐずぐずし始めて、また風邪ひきかけてるかも・・と弱気になっていたら、フラットメイトのIがにんにくをくれました。「うちのおばあちゃんは、風邪ひくと、いつもにんにく食べなさいって言うのよね」とのこと。免疫力を高める効果があるんですよね。私もたくさん買い置きがあってよく食べていますが、今日買ったから新鮮だというので、Iのにんにくをいただくことに。

にんにくが効いたのか、今朝起きたら風邪の気配はなくなっていました。最近カフェに行って勉強しているのですが、外は寒いし、カフェも暖房が入っていないらしく、だんだん寒くなってくるので、今日はうちにいようかな。。

2008年12月23日火曜日

冬休み

明日から1月4日まで、大学のオフィスが全て閉まるので、大学の図書館に行って本を借りてきました。先週借りた分もあるので、机の上の棚が本だらけに。数えてみたら計22冊、われながら借りすぎです。どう転んでも全部読めないでしょう・・。

今日はIDSには人が少なかったですが、みんな1月提出のタームペーパー(期末論文)の調子はどう?という話をしていて、冬休み中なのに勉強していて学生らしいなと思いました。

昨日からクラスメイトのHと夜にチャットしていますが、彼女ともタームペーパーの話をしています。まぁ、学術的な本を読んだり論文を書いたりする時期なんて、皆そうそうないだろうから、たまにはこういう冬休みがあってもいいのかもしれません。

2008年12月13日土曜日

秋学期終了

昨日、秋学期が終わりました。やっと大学に慣れてきたと思ったら、もう終わりなんて早い!

最終日の昨日は、IDSの先生・スタッフ・学生によるパントマイム(身ぶりだけで表現するパントマイムではなくて、ミュージカル・コメディです)がありました。パントマイムはイギリスではクリスマス前によく行われているそうで、IDSでも毎年やっているようです。昨日のパントマイムは、IDSが財政危機に陥るという設定で、ガバナンス・プログラムの先生も学生も名演技(?)と歌を披露して、面白かったです。

冬休みは1ヶ月間。ガバナンス専攻の学生は、1月12日にタームペーパー(期末論文)提出、1月14日に筆記試験があるので、お休みといっても勉強しないといけません・・。他のプログラムの学生も、タームペーパーが2つあるので同様です。

といっても冬休みは自分の国に帰る学生が多いです。うちのフラットでは、私とクロアチア人のIを除き、みんな帰省します。Iもクリスマスはパリに行くそうなので、1週間くらいこのフラットは私1人に・・(涙)。まぁ、日本人はブライトンに残る人が結構多いようですが。

私はお休み中は、ブライトンのノース・レーン(North Laine)を探索しようかなと思ってます。ノース・レーンは、ブライトン駅とロイヤル・パビリオンの間のエリアで、小さいお店やカフェが並んでいて、見て歩くだけでも楽しいです(雨が降ってなければ)。ノース・レーンのウェブサイトによると、300軒もお店があるとか。

2008年12月9日火曜日

ODA民間モニターのタンザニア視察

タンザニアに関する資料をインターネット上で探していたら、外務省の「平成20年度ODA民間モニター報告書」のページにたどり着きました。

毎年、いろいろな途上国を対象に行われている民間の方々によるODA案件の視察事業ですが、今年8月にはタンザニアで視察が行われました。モニターの方々の全体報告と各案件の感想を読みましたが、タンザニアでより良い援助を実施すべく尽力している日本人の方々のことを思って、何だかとても嬉しくなりました。私もできることをしっかりやらなくては!

写真はブライトン・ピア(ピアは桟橋の意)から撮った海岸です。

2008年12月6日土曜日

ミスター・マスタード

ブライトン周辺の工房が、今週末と来週末、クリスマス前のオープンハウスを開いて、絵や工芸品などを展示・販売しています。

今日はお天気が良かったので、ブラウンドッグ・スタジオ(Brown Dog Studio)のオープンハウスに行ってみました。この工房では、Sam Toftさんという女性の画家が、ミスター・マスタード(Mr. Mustard)シリーズの絵を描いています。

ミスター・マスタードは、ブライトンと隣町のホーブ(Hove)の境界に住んでいるプロの鼻歌歌い兼ハリケーン予報士(?)という設定で、奥さんのバイオレット(Violet)、犬のドリス(Doris)、金魚のローバー(Rober)、羊のオードリー(Audrey H)などが登場します。馴染みのあるブライトンの海やサウス・ダウンズなどが舞台になっていて、本の挿絵のような素敵な絵です。

ミスター・マスタードの絵は、以下のウェブサイトで見られます。
http://www.samtoft.co.uk/

写真は、ブラウンドッグ・スタジオの入り口です。赤いネクタイをした犬のモーゼ(Moses)が迎えてくれました。

2008年12月4日木曜日

夜の街

授業のあと、寮の近くのチャーチル・スクエアでバスを降りたら、すっかり暗くなっていて、目の前に月が出ていました。まだ4時半なのに!

日照時間が短いのはきっと体にも影響があるんだろうと思います。天気がいい日は、外に出て日光浴しなきゃと思います。

しかも考えてみると、私は寒い冬を過ごすのは3年ぶりです。ブライトンに来てから10月、11月に1回ずつ風邪をひいているので、今月は風邪をひかないように気をつけたいと思います。タンザニアの暑さが懐かしい。

写真は、チャーチル・スクエアの時計塔です。

2008年12月2日火曜日

1週間

先週は授業の他にイベント盛りだくさんの週でした。ちょっと書き出してみます・・。

【月曜】 ガバナンス・プログラムの学生の勉強会で、宗教と開発について議論。その後、IDSのガバナンス・プログラムを総括しているアナ・シュミット(Anna Schmidt)先生によるルワンダの選挙と政治領域についてのセミナーに出席。9月にルワンダで行われた議員選挙について興味深いお話が聞けました。

【水曜】 IDSで行われた、金融危機の途上国への影響についてのセミナーに出席。

【木曜】 Eさんの寮でガバナンス・プログラムの学生のパーティー。私はキッチンを借りて天ぷらを作りましたが、大好評でした。途中でクラスメイトのJ(イギリス人)が揚げるのを代わってくれたのですが、長い菜箸を使いこなし、盛り付けもうまくなって、横で見ていて楽しかったです。他に、日本人のクラスメイトのHさんの奥様が海苔巻きを作ってきてくださって美味しかったです。ガバナンス・プログラムの学生は仲がいいなぁと改めて実感。

【金曜】 英国国際開発省(DFID)ガバナンス・アドバイザーのマーク・ロビンソン(Mark Robinson)氏による講演に出席。同氏はIDSのガバナンス・チームのリーダーを務めていた方で、DFIDのガバナンス政策について説明されたのですが、DFIDのタンザニア事務所の活動にも関係していて、興味深かったです。
 夜は日本貿易振興機構(JETRO)ロンドン事務所にて、英国開発学勉強会(IDDP)の第2回勉強会。JETROの方からナイジェリアの経済開発についてお話いただきました。私は議事録係だったので、パソコンを持参し、「そういえば以前はよく記録を作成していたなぁ」と思い出しつつ、タイピング。

【土曜】 フラットメイト3人と近くのクリスマス・マーケットへ。手作りのケーキ、ジャム、石鹸、アクセサリー、クリスマス用品などを売るお店が並んでいました。ケーキを売っているお店の男の子にチョコレートケーキを勧められました。「このチョコレートケーキは、チョコが好きじゃない人にとっても美味しいよ」とのことで、その子のイギリス英語があまりにも可愛らしくて、思わず買いそうになりました(チョコでなければ買っていたんですけど)。

【日曜】 フラットメイトのSとAと、近くのブライトン・ドームで公演中の「ストンプ(STOMP)」を見に(参考:STOMP日本公演)。STOMPは8人のパフォーマーがドラム缶、モップ、新聞、マッチなどを使ってリズムを奏でていく独特の公演ですが、迫力あり笑いありで面白かったです。
 夜はフラットメイトらとスペイン料理「Casa Don Carlos」へ。1ヶ月前の「ぽんぽこ食堂」に続くフラットメイトとの外食第2弾。そのお店は全てタパス(小皿料理)だったので、スペイン人のAに解説してもらいながら、5人で計10皿注文し、皆かなり満腹でした(クロアチア人のSはデザートにアイスクリームも食べていましたが・・)。

今学期は来週いっぱいで終わりです。早い!