2011年5月19日木曜日

スワヒリ語

タンザニアからイギリスに戻ってきて、3週間が経ちました。少しずつブライトンでの生活に馴染んできましたが、イギリスは寒くて、まわりの人より厚着をしています。

次回タンザニアに行くまでの間、タンザニア人留学生からスワヒリ語を教えてもらうことにしました。昨年教えてもらっていたIは、すでに修士課程を終えてタンザニアに戻っているので、今回は別の方です。昨日、図書館で初めてお会いして、スワヒリ語で自己紹介をしていたら、後ろに座っていた女の子にスワヒリ語で話しかけられました。ドイツ人で、ケニアに1年住んでいたので、スワヒリ語が少しわかるとのこと。スワヒリ語がわかる人なんてそんなにいないはずなのに、偶然です。

イギリスに戻ってから、スワヒリ語にふれる時間がずっと減ってしまいました。インターネットでスワヒリ語の新聞やニュースを見るくらい。英語だけの日々ですが、いつも思わず言いたくなってしまうスワヒリ語があります。「お疲れさま」「大変でしたね」という同情の気持ちを表す「ポレ(pole)」という言葉です。「ポレ・サーナ(pole sana)」というともっと気持ちがこもります。誰かから、何かが大変だったという話を聞くたびに、思わず言ってしまいそうになります。英語にはこういう表現はないのかな。

写真は先日ウォーキングに参加したときに撮りました。寒いので?馬も服を着ています。

2010年10月1日金曜日

タンザニアへ

8月に一時帰国して、その後ブライトンに戻ってきてから、いろいろなイベントが続いたので、ブログを書かないまま時間が経ってしまいました。

一時帰国は、妹に子どもが生まれたので会いに帰ったのですが、妹もベビーも元気で、家族とゆっくり過ごせてよかったです。その後、ブライトンに戻ってからは、研究概要を仕上げて大学に提出したあと、急遽引越しすることとなって近所に引っ越し、翌日からオックスフォード大学で開かれた英国アフリカ学会に出席してきました。私は発表はせずに参加しただけなのですが、本や論文で名前を良く知っている先生方がいらっしゃって、とても有意義でした。その後、タンザニアでの調査に向けた準備をしているうちに、あっという間に9月が過ぎていきました。

明日、タンザニアに移動します。来年4月まで7ヶ月滞在する予定です。2008年にタンザニアを離れてから、また行きたいと何度も思いながら2年も経ってしまったので、再訪がとても楽しみです。

ブライトン・ジャーナル用の下書きや写真がいくつか残っているのですが、それは来年ブライトンに戻ってきてから掲載することにして、今後は「ダル・ジャーナル」の方に書いていきたいと思いますので、そちらをご覧いただければ幸いです。うーん、今ダル・ジャーナルを見ると懐かしいな・・。

写真はオックスフォード大学にある聖メアリ教会の塔から撮ったものです。

2010年7月21日水曜日

発表

先週金曜に研究概要発表が終わりました。IDSのガバナンス・チームの先生方や博士課程の学生たちが来てくれて、私の研究テーマについて議論してくれた30分は、これまでに経験したことのない非常に貴重な時間でした。発表後に、博士課程の学生の部屋(DPhil Room)に戻った後も、学生との議論が続いて、さらに新たな視点を得ることができました。

自分ひとりで追っていた研究テーマが、指導教官、他の先生、学生にどんどん伝わっていって、「自分だったらこう考える」「これはこういう意味なんじゃないか」と考えを共有してもらうことは本当に有難いです。私にとっては、優秀な先生や学生の頭脳の一部をお借りしているような感じです。

月曜に、指導教官のお二人にお会いして、さらにいろいろアドバイスをもらいました。お二人ともいつも親身になって指導してくださって、ほんとうに有難いです。他にも研究概要を書いている最中に、1時間以上かけて一緒に研究概要の中身を見てくれた元フラットメイトのAや、研究概要のドラフトを全て読んでコメントをくれたFや、スワヒリ語の先生、ケニア人の友人、日本人の友人、元クラスメイト、事務のスタッフ、今住んでいるお家の家主、みんなにサポートしてもらいました。私はなんていい人たちに囲まれているんだろう・・と思って、有難い気持ちでいっぱいになりました。

写真はIDSの入り口です。

2010年7月13日火曜日

近所

今週金曜の研究概要発表(Research Outline Seminar)まで、あと数日となりました。ここ1ヶ月くらい黙々と、この研究概要を作っていて、昨日IDSに提出したので、あとは金曜に先生方の前で発表して一段落です。研究概要の発表は、博士課程1年目の終わりに行うもので、発表後、研究概要を大学に正式に提出して、現地調査に行ってよいという許可を得て、2年目に調査に行くという流れです。私はまだ1年目の途中ですが、10月から現地調査に行きたいと思っているので、早めに発表することにしたのです。今日、発表用のパワーポイントを作ったら、スライド34枚になりました。発表時間30分なので、ちょっと厳しいかな・・。明日、指導教官に会うので、アドバイスをもらってきます。

研究概要を書いている間、家からセント・ジェームズ・ストリート(St. James's Street)にあるモリソンズ(Morrisons)というスーパーまで買い物に行くのがちょっとした息抜きでした。私が下宿している家のあるハノーバー(Hanover)というエリアからモリソンズまで歩いて20分くらいですが、ハノーバーの住宅街を通り抜けるのが、なかなかよい散歩道なのです。ハノーバーは高台なので、西側にブライトン駅の一帯が見えますし、最近、近所に素敵な通りがあるのを見つけました。この通りの東側に並ぶ家は、壁の色、番地のナンバープレート、ドア、窓の飾りなどが1軒1軒違っていて、それぞれに表情があるのです。この通りを通るときは、ずっと家を眺めているので、横を向きっぱなしです。それから、先日、夜に元フラットメイトのAと歩いていたら、セント・ジェームズ・ストリートの手前で、キツネの親子(か夫婦か兄弟)を見ました。Aは前にもその辺りでキツネを見たそうです。ハノーバーに住んでいるのでしょうか。

2010年6月25日金曜日

手書き

私が尊敬するデザイナーのヨーガン・レールさんは著書の中で、手仕事の速度が、理想とする速度だとおっしゃっています。手で作業する速度が自然の速度であって、手仕事による環境破壊は自然の自己回復力の中におさまるけれど、機械生産の速度による環境破壊は自然の均衡を崩して、回復できなくなるのではないかと。

そこで私も手書きの速度が、思考する上での理想の速度なのではないかと思い、今日から勉強する際にパソコンに向かってタイプするのではなく、紙に書いて考えることにしました。以前から論文の構想を練るときは、ノートにいろいろなアイディアを書きながら考えていますが、ここ数日、片面プリントアウトして要らなくなった紙がたくさん出てきたので、今日は大学のカフェで、その紙の裏に読んでいる本の要点やコメント、図などを書いたりしてみました。

パソコンの方が早く文章が書けますし、紙に書いた場合、あとで大事なところをパソコンでタイプしなおすので、二度手間になりますが、やっぱり手書きの方が、読んでいる文章がしっかり理解できて、それに対して自分がどう考えているのか確認しながら進められる気がします。矢印や絵や図も思いついたらすぐ書けますし。手が疲れて字が荒くなってきた頃には、きっと脳も疲れているだろうから、ひとやすみ。パソコンでタイプしていると、脳が疲れても気づきにくいので・・。それに、自分の字が好きなのでよかったです。子どもの頃にペン習字を習わせてくれた(当時はいやいや練習していたような気がするけど)母に感謝。

2010年6月7日月曜日

とび箱

今朝バスに乗っているとき、突然、小学生の頃のとび箱を思い出しました。何年生だったか忘れましたが、ある日の体育の時間に、クラス全員でとび箱4段をとぼう、ということになったのです。私は運動神経のいい男の子たちが6段や7段をひらりととぶのを見るのは好きでしたが、自分自身はとび箱は苦手だったので、そのときはクラスで最後の1人になってしまったのでした。とび箱の向こう側で、先生とすでに跳び終えたクラス全員が応援してくれる中、何度もトライするのはとても大きなプレッシャーでした。やっと、お尻をちょっとひっかけたけど跳ぶことができて、クラス全員がわーっと駆け寄ってきたとき、私は泣いてしまったのでした。跳べたことが嬉しかったのではなくて、惨めな気持ちになったからです。とび箱でも何でもいいのですが、クラスで一番最後になる経験をした方は、こういう子どもの頃の自尊心とか、泣かないようにぐっと我慢するときの気持ちとか、きっとわかると思います。あの時のプレッシャーに比べれば、先生方の前で行う博士課程の研究計画発表なんて全然大したことないです(笑)。

2010年6月1日火曜日

小雨

6月になりました。早いです。バスの中で手帳を眺めていて、今月は毎週何かしら締め切りのある月だということに気づきました。頑張ります。ブライトンは今日は小雨が降っていて寒かったです。Yちゃんと外を歩いていて、「この天気、冬だよね」と2人で嘆いていました。

さて、毎日メールで送られてくる開発学研究所(IDS)のメディア・ブリーフ(開発に関する新聞記事のリンクを集めたもの)の冒頭に、緑の党(Green Party)のキャロライン・ルーカス(Caroline Lucas)議員が、議会での初演説でIDSに言及した、という記事が紹介されていました。先日ブログに書きましたが、ルーカス議員は、ブライトンのパビリオン選挙区から選ばれた緑の党の党首です。IDSのウェブ上の記事演説全文を見てみました。演説ではブライトンの様々な特徴が述べられていますが、確かにIDSも言及されていて興味深いです。他の部分もざっと読みましたが、政党から唯一選ばれた議員(a single MP)でもいろいろなことができるという点を強調していました。最近、議会政治に関する本ばかり読んでいることもあり、小さな政党の議員と選挙区の関係についてちょっと考えてしまいました。うーん、他のことも考えよう。。