2010年3月7日日曜日

デビルズ・ダイク

今日は同じ家に住んでいるDのお誕生日だったので、みんなでデビルズ・ダイク(Devil’s Dyke)に行ってきました。デビルズ・ダイクはブライトンの中心からバスで30分くらい北上したところにある丘陵です。「悪魔の堤防」という意味なので、岩がゴツゴツしているところを想像していたのですが、実際には緑の丘陵でした。高台になっているので、バスから遠くのブライトンの街や海が一望できて綺麗でした。

デビルズ・ダイクではウォーキングなどもできますが、寒かったこともあり、パブに直行して、ご飯を食べてきました。パブと言っても居酒屋ではなく、田舎にあるカントリー・パブは伝統的なレストランという感じです。私はフィッシュ・パイを食べました。パイという名前ですが、一言で言うと魚の入っているポテト・グラタンです。カントリー・パブでフィッシュ・パイを食べるのは2回めですが、2回とも茹でたベビーキャロットとブロッコリーが付け合せでした。ニンジンとブロッコリーという組み合わせも定番なのかな。

最後にアップル・クランブルというイギリスのデザートも食べて、お腹いっぱいになったので、帰りはブライトンの街中から家まで歩いて帰ってきました。デビルズ・ダイクはセブン・シスターズの白い岸壁のような見所があるわけではありませんが、よい気分転換になりました。暖かくなったら、またピクニックで行きたいです。

写真を撮るのを忘れたので、セブン・シスターズの羊の写真を載せました。この羊、美脚ですね。そういえばデビルズ・ダイクには羊はいませんでした。

2010年2月25日木曜日

風邪

昨日、風邪をひきました。昨年のイギリス滞在中に4回風邪をひいたので、もうさすがに免疫ができただろうと思っていたら、あっさりと・・。1日寝たら熱は下がりました。日本人の方とお話していると、イギリスに来て最初の頃、頻繁に風邪をひいたという方が時々いらっしゃるので、私だけではないようですが。昨年は1ヶ月おきに風邪をひいていたので、同じペースでいくと、次は4月かなぁ(涙)。

2010年2月19日金曜日

ケンプタウン

ブライトンに来て1ヶ月が経ちました。昨年は海沿いの大学の寮に住んでいましたが、今回は大学の寮が満室で入れなかったので、IDSのニュースレターの告知を見て住むところを決めました。

前から一度住んでみたいと思っていたケンプタウン(Kemptown)というブライトンの東の地域です。因みに、19世紀にケンプさん(Thomas Reed Kemp)が開発した地域だから、ケンプタウンというそうです。ブライトンは、ゲイ・レズビアンの多い街なのですが、ケンプタウンは特に多い気がする・・と思っていたら、ケンプタウンの目抜き通り(St. James Street)にブライトン初のゲイのカフェができたのだそうです。

住んでいるのは、住宅街にある家の地下の部屋です。地下と言っても、一面が窓で、外が庭なので明るいです。部屋は広くて、壁にいくつもアフリカのお面が飾ってあったり、シマウマの皮の敷物がしいてあったりして、アフリカンなインテリアが好きな私にとっては、ある意味、理想の書斎と言えるかもしれません。

大学の先生のお宅なのですが、3ヶ月留守にするとのことで、その間、私が地下に、同じく先月IDSの博士課程を始めたMと、彼女の家族が上の階に住んでいます。もともと子どものいるお家なので、大学の寮とだいぶ雰囲気が違います。住み心地がよいので、4月に出なければいけないのが残念です。

ケンプタウン周辺の写真はまだないので、ロイヤル・パビリオン前のバス停の写真を載せました。

2010年2月15日月曜日

名前

前にも何度か書いていますが、名前について。私の名前は、ウガンダのある部族の言葉では「疑い深い」という意味になると聞いたり、実はスワヒリ語の3月(Machi)から来ているのではないかと勝手に推測したりしましたが、昨年同じフラットに住んでいたクロアチア人のIから、クロアチア語の意味を教えてもらいました。

私は英語で自己紹介するときは、相手が発音しやすいように、chiにアクセントを置きます。マチーコという感じです。ある時、Iに本当はmaにアクセントを置いて、chiは短く発音するのだと伝えたら、クロアチア語では「子猫(machko)」という意味になると言われました。猫はマチカ(machka)だそうです。疑い深いよりはずっといいですね。その後しばらく、Iからは日本語の発音で呼ばれていました。

今一緒に住んでいる家族の2歳の女の子Tからは、チコと呼ばれています。毎朝、笑顔で「ハロー、チーコー、ハウアーユー」と挨拶してくれるのですが、あまりにもかわいいので一緒に遊びたくなって、勉強する気がなくなります。それに、Tに呼ばれるようになってから、なぜか他の人たちからもチコと覚えられることが多くなりました。知らないうちに自己紹介するときにチコって言っているのかも。。

2010年2月6日土曜日

ウィリアム・ケントリッジ

イギリスに来る少し前に、東京国立近代美術館の「ウィリアム・ケントリッジ-歩きながら歴史を考える そしてドローイングは動き始めた・・・」という個展を見に行きました。ケントリッジは1955年生まれの南アフリカのアニメーション・フィルム作家です。木炭とパステルで描いた絵(ドローイング)を部分的に何度も描きなおしながら、撮影するという手法でアニメーションを作っています。

彼の初期作品では、アパルトヘイトや脱植民地主義がテーマになっていて、彼の目から見た当時の社会の暗い雰囲気が出ていて、とても印象的でした。 『流浪のフェリックス』という作品では、フェリックスという白人男性が、黒人女性の目を通して世界を見ているのですが、路上で亡くなった人の上に新聞紙が何枚も重なって風化していく絵がくりかえし出てきて痛々しかったです。

ということで興味深かったのですが、2006年に行った六本木ヒルズ・森美術館のアフリカ・リミックス展でも思いましたが、もう少し作品の背景説明があったらよかったのになと思いました。たしかに純粋にアートとして見てもらうためには、説明は少ない方がよいのかもしれません。あるいは、詳しく知りたい人はギフトショップで売られている本を買ってください、ということなのかもしれませんが・・。

例えばケントリッジの展示では、彼がアパルトヘイトに対してどういう問題意識をもって作品を作ったのか、作品のどの部分にどういう現実が投影されているのか、そういった説明があったら、日本人でももう少し、当時の南アに住む人々の感覚を身近に感じることができるのではないかなと思いました。

2010年1月17日日曜日

ブライトン到着

木曜にブライトンに到着しました。長いフライトだったので相当疲れましたが、一晩寝たら元気になり、翌日大学へ行って来ました。ブライトンは、町並みも大学もほとんど変わらないです。大学に行く途中、ロイヤル・パビリオンを見たら、イギリスらしからぬ建物ですが、逆にブライトンに帰ってきたと感じました。変わったこと言えば、IDSの入り口の改装工事が終わって、写真のようにカラフルになっていました。

月曜に春学期が始まったのですが、雪のために水曜は休校になったそうです。その後、寒さが和らいで雪が溶け始めていて、いい時に帰ってきたねと言われました。

指導教官のお2人にもご挨拶しました。時差ぼけはないです、と言ったら、それは明日来るよ、と言われました。そんな筋肉痛みたいな・・と思っていたら、確かに朝6時前にぱっちり目が覚めます。イギリスの冬は夜が長いので、明るくなるまでしばらく時間があるのですが、せっかくなので早寝早起きでいきたいと思っています。

2010年1月5日火曜日

新年

明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。お正月は7年ぶりに家族とゆっくり過ごしました。毎年、お正月は日本が一番いいよな、帰りたいなぁ、とぼやきながら海外で年を越していましたが、やっと日本でお正月を迎えられました。

昨年のお正月には確か風水に関心があったのですが、今年は抱負を考えてみました。キーワードだけですが、「積み重ね」、「場数」、「精緻」です。積み重ねと場数はほとんど同じ様な気もしますが。。今年は博士課程の1年目ですが、前半はリサーチ・アウトライン(研究概要)を作って承認を得なければいけませんし、後半はタンザニアで現地調査を始められればと思っています。やることはたくさんありますが、一歩一歩前に進んでいきたいと思います。

IDSのLawrence Haddad所長による「2010年の10の予測(Ten Predictions for 2010)」という記事がIDSのウェブサイトに記載されましたので、ご参考までに。個人的には、60周年を迎えた英連邦(Commonwealth)が今後、重要性を増すのではないかという予想が興味深いです。英連邦にはイギリスの植民地だった国々が加盟していますが、記事にも書いてあるとおり、イギリス植民地ではなかったルワンダが、昨年、英連邦に申請して加盟が認められました。他にアフリカでは、元ポルトガル領のモザンビークも英連邦に入っています。大英帝国の名残のようでいて、今も意義があるのですね。ブライトンに戻ったらちょっと調べてみます。