2012年5月12日土曜日

イギリス議会

ブライトンでは、今ブライトン・フェスティバルが開かれています。毎年5月に開催される劇、音楽、アートなどの総合的なフェスティバルです。イギリスとタンザニアと日本を行ったり来たりしている私ですが、毎年この時期はブライトンにいるので、今回で4回目です・・と言っても実はあまりフェスティバルのイベントに行ったことがないのです。同時に開かれているブライトン・フリンジというサブのフェスティバルの方には何度か行ったことがありますが。

さて、イギリスでは9日、エリザベス女王による新年度の国会開会演説が行われました。初めて演説の映像を見たのですが、さすがイギリス、一連の儀式が興味深かったです。女王の国会演説についてはイギリスの航空会社ヴァージン・アトランティックのブログにいろいろ書いてあります。なるほど・・。

そのあと、近くにリンクのあった議会での首相への質問も見てみました(4月25日4月18日)。イギリスの下院では、毎週水曜に30分間首相への質問の時間があります。最初は与党議員からの質問、そのあと野党議員からの質問になりますが、野党側からは最初に野党のリーダーが質問するのが慣習となっています(これはタンザニアも一緒です)。また野党リーダーだけは何度も質問してよいようです。ということで、労働党のミリバンド党首からの質問、キャメロン首相の答弁がしばらく続きます。ミリバンド党首の質問は、4月25日は景気後退、News of the World紙の電話ハッキングに関する調査、4月18日は減税、年金などについてでしたが、二人の白熱した討論(特に18日)、イェーという議員の野次、国会議長が二人を交互に呼ぶ声、そもそも議員がきゅうきゅうに詰めて座っている様子など、面白いので見てみてください。先月、ウェストミンスターに少し入る機会がありましたが、一度、国会の傍聴にも行ってみたいです。